アクセス制御リスト定義ファイルの形式を以下に示します。アクセス制御リスト定義ファイルは、access ディレクティブとその引数から構成されています。
# Access control definition # # rootdn can always write! access to attr=telephoneNumber by self write by users read access to attr=userPassword by self write by users compare by * auth access to * by self write by * read |
コメント行
行の先頭が「#」(シャープ)で始まる行は、コメント行として無視されます。
空白行
access ディレクティブを区分します。空白行は無視されます。
access ディレクティブ
access ディレクティブの各引数は、空白で区切って並べます。引数に空白を含めたい場合は、引数を「"」(ダブル引用符)で囲みます。引数に「"」(ダブル引用符)や「\」(エンマーク(バックスラッシュ))を含めたい場合は、その文字の前に「\」(エンマーク(バックスラッシュ))を置きます。
また、行の先頭が空白で始まっている場合は、直前の行からの継続行とみなされます。1行目の先頭を空白文字で始めないでください。1行目はコメント行、または定義文にしてください。
マルチバイト文字
コメント行やaccessディレクティブに、日本語などのマルチバイト文字を含める場合は、UTF-8で記述します。
英字の大文字小文字は区別しません。
コメント行、および access ディレクティブ行は、継続行かどうかを問わず、1行1,024バイト以内で指定します。