クライアント認証(証明書認証)は、SSL環境を構築して、SSL通信時にクライアントから送信されるクライアント証明書によりアクセス制御を行います。
さらに、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)において、クライアント証明書の属性情報に対する認証条件を設定することにより、クライアント証明書の条件設定によるアクセス制御を行うこともできます。
クライアント認証(証明書認証)を設定するための手順を以下に示します。
■クライアント認証(一般的な証明書認証)
Interstage HTTP ServerのSSL環境を構築します。
SSL環境の構築手順の詳細については、“第13章 Interstage HTTP ServerでSSLを利用する方法”を参照してください。
なお、SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを利用する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)の設定時に、“クライアント認証あり”を指定してください。
■クライアント認証(証明書の条件設定による認証)
Interstage HTTP ServerのSSL環境を構築します。
SSL環境の構築手順の詳細については、“第13章 Interstage HTTP ServerでSSLを利用する方法”を参照してください。
なお、SMEEコマンドで構築した証明書/鍵管理環境のSSLを利用する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)の設定時に、“クライアント認証あり”を指定してください。
環境定義ファイル(httpd.conf)を設定します。
環境定義ファイル(httpd.conf)の設定については、“4.3.1 環境定義ファイルの設定”を参照してください。
クライアント認証(証明書の条件設定による認証)の手順2“環境定義ファイルの設定”について、以降に説明します。