[スナップショット]ウィンドウでは、仮想サーバのスナップショット採取およびリストアを行うことができます。
スナップショット採取およびリストアを行うには、仮想サーバが停止している必要があります。
また、スナップショット採取は、VMwareの場合は「スナップショット」の機能、Hyper-Vの場合はSystem Center Virtual Machine Managerの「チェックポイント」の機能で実現しており、最大3世代までの世代管理となっています。それ以上の世代をスナップショット採取する場合には、一番古い世代のスナップショットが削除されます。
3世代を超えるスナップショットを採取する場合は、ServerView Resource Orchestratorで設定変更が必要になります。詳細は『ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド』の「制御・環境設定」を参照してください。
注意
スナップショット採取・リストア機能は、仮想化ソフトがVMware および Hyper-Vの場合、サポートしています。仮想化ソフトがRHEL Xenの場合、スナップショット採取・リストア機能はありません。
スナップショット採取・リストアの処理中にエラーが発生した場合、サーバはエラー状態になります。このとき、[サーバ一覧]ページの該当行のスナップショット採取・リストア列に「エラー」の文字列と[×]ボタンが表示されます。ここで[×]ボタンをクリックすることによりエラー状態を解除できます。
仮想サーバを、仮想サーバが動作しているディスクデバイス以外のディスクデバイスまたはテープデバイスにバックアップする場合には、仮想化ソフト上の仮想サーバのバックアップに対応したバックアップ製品を使用してください。
スナップショット採取後に構成変更を行った場合、スナップショットのリストアを行うと、サーバが構成変更前の構成に戻る場合があります。構成変更後は、新たなスナップショットを採取することをお勧めします。
仮想化ソフトがVMwareの場合、vCenter Serverのサービス再起動を行うと、作成済みのスナップショットが[スナップショット]ウィンドウに表示されない場合があります。対処方法については、『ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド』の「トラブルシューティング」を参照してください。
[スナップショット] ウィンドウの履歴には、スナップショット採取およびリストアの操作だけが表示されます。スナップショット削除の操作は表示されません。
