正系ノードと副系ノードのDBミラーリングサービスを開始して、DBミラーリングシステムの運用が実施できる状態にします。
DBミラーリングサービスは、正系ノードのDBミラーリングサービスと、副系ノードのDBミラーリングサービスがあります。
DBミラーリングサービス種別 | DBミラーリングサービス実施ノード | 各ノードに対して利用者が可能なこと |
---|---|---|
正系ノードのDBミラーリングサービス | 正系ノード | データベースの参照と更新 |
副系ノードのDBミラーリングサービス | 副系ノード | データベースの参照 |
正系ノードの操作
正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
$ dxsvstart -c
注意
必ず正系ノードのDBミラーリングサービスから開始してください。
正系ノードのDBミラーリングサービスを開始した後に、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
副系ノードの操作
副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。
$ dxsvstart -r
注意
必ず正系ノードのDBミラーリングサービスを開始した後に、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始してください。
両ノード共通の操作
各ノードでDBミラーリングサービスが開始されていることを確認します。
dxinfコマンドを実行し、それぞれのノードで “Status”が以下のとおりに表示されていることを確認します。
正系ノード:C
副系ノード:R
以下にDBミラーリングサービスの開始確認の例を示します。
$ dxinf dxinf DATE:2009/09/20 TIME:21:15:32 RDB-NAME : dup1 Host-Name : DBSVR1 IP-address : 10.255.255.128 Node Status Service S-Scr RDB Switch C normal normal - - Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start start stop start RDB-NAME : dup2 Host-Name : DBSVR2 IP-address : 10.255.255.129 Node Status Service S-Scr RDB Switch R normal normal - enable Monitoring Polling DB_Timeout DB_Inh DB_Down start start stop start
注意
2つのノードで、同時に同じ種別のDBミラーリングサービスを開始することはできません。
参考
正系ノードのDBミラーリングサービスは、主に以下の処理を行います。
データベースサーバおよびデータベースの異常監視
データベース二重化処理
また、副系ノードのDBミラーリングサービスは、主に以下の処理を行います。
正系ノードの異常監視
データベース二重化処理