オンラインコマンド処理にて、RERUNログ引継ぎファイルのメディア障害が発生した場合の運用方法について説明します。
複写先システムでのオンライン処理中のRERUNログ引継ぎファイルのメディア障害からのリカバリ操作の手順を以下に示します。
操作の手順
複写元システム
rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。
RLP環境の初期化
RLPの再作成
複写先システム
オンラインの失敗を確認します。
rdb: ERROR: qdg20133u:RLPのオンライン処理が異常終了しました RLP名='RLP名' オンラインモード='オンラインモード'
rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。
$ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
ディスク障害などを通知するメッセージから、メディア障害の原因を調査します。メディア障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。
以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。
RLP環境の初期化
RLPの再作成
ポイント
RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。
参照
RLP環境の初期化については“5.19 RLP環境の初期化によるRLPの復旧”を参照してください。
RLPの再作成については“5.20 RLPの再作成”を参照してください。