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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 運用ガイド

5.9.8 オンライン処理中のRERUNログ引継ぎファイルのメディア障害

オンラインコマンド処理にて、RERUNログ引継ぎファイルのメディア障害が発生した場合の運用方法について説明します。
複写先システムでのオンライン処理中のRERUNログ引継ぎファイルのメディア障害からのリカバリ操作の手順を以下に示します。

操作の手順

複写元システム

  1. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  2. 以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。

    • RLP環境の初期化

    • RLPの再作成

複写先システム

  1. オンラインの失敗を確認します。

    rdb: ERROR: qdg20133u:RLPのオンライン処理が異常終了しました RLP名='RLP名' オンラインモード='オンラインモード'
  2. rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを終了オフラインにします。

    $ rdbbcoffline -p RLP名 -m term
  3. ディスク障害などを通知するメッセージから、メディア障害の原因を調査します。メディア障害原因が判明したら、ディスク交換などハードウェア製品のリカバリを行います。

  4. 以下のいずれかを実施して、RLPを復旧します。

    • RLP環境の初期化

    • RLPの再作成

ポイント

RLP環境の初期化を実施することで、RLPの再作成を行わなくても、少ない手順でRLPを復旧できる場合があります。

参照