名前
adgcrtmnobj.sh -- RLP管理オブジェクト作成シェルスクリプト
形式
adgcrtmnobj.sh -p RLP名 { -f ファイル名 -s 全体スペース量 | -r ローデバイス名 [-s 作成サイズ] }
機能説明
RLP管理オブジェクトを作成します。
オプション
RLP名を指定します。
RLP管理オブジェクトの作成先のファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、1023バイト以内です。
本オプション指定時には-sオプションによるRLP管理オブジェクトの全体スペース量の指定が必要です。
RLP管理オブジェクトの全体スペース量を、メガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。
メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加
ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加
全体スペース量に指定できる値は、6メガバイト~999ギガバイトの範囲です。
本オプションは-fオプション指定時のみ指定することができます。
RLP管理オブジェクトの作成先ローデバイス名を絶対パス名で指定します。
RLP管理オブジェクトの作成サイズを、メガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。
メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加
ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加
作成サイズに指定できる値は、6メガバイト~999ギガバイトの範囲です。
本オプションは省略可能です。省略した場合、-rオプションで指定したローデバイスの容量からRLP管理オブジェクトの作成サイズが算出されます。
使用例
例1
rlp001のRLP管理オブジェクトをファイルで作成します。
RLP管理オブジェクト作成先ファイル名は/symfo_ag/mndb/mndbspc001、サイズは10Mとします。
adgcrtmnobj.sh -p rlp001 -f /symfo_ag/mndb/mndbspc001 -s 10M
例2
rlp001のRLP管理オブジェクトをローデバイスに作成します。
RLP管理オブジェクト作成先ローデバイスは/dev/raw/raw1とします。
adgcrtmnobj.sh -p rlp001 -r /dev/raw/raw1
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0:正常終了
0以外:異常終了
注意
本シェルスクリプトは、両システムで実行可能です。
本シェルスクリプトは、Symfoware Serverの起動中に実行可能です。
シェルスクリプト内実行処理
以下の処理を連続で実行します。
シェルスクリプト内定義
シェルスクリプトに記述されている以下の定義を環境に合わせて変更します。
RLP管理オブジェクトの作成定義体を出力する作業用ディレクトリを指定します。
記述形式は、以下のとおりです。
WORK_DIR=作業用ディレクトリ