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Symfoware Active DB GuardV10.1.0 設計・セットアップガイド

F.3.6 DSIおよび順序に対するデータベースの定義および変更操作

実行抑止の対象となるDSIおよび順序に対するデータベースの定義および変更を行う操作について示します。なお、以下の方法により、データベースの定義および変更操作を行った場合に実行抑止の対象になります。

表F.7 実行抑止の対象となるSQL文およびRDBコマンド

分類

SQL文(データベースの定義および変更操作文)またはRDBコマンド

備考

スキーマ定義/操作文

CREATE SEQUENCE, CREATE INDEX

  

CREATE SCHEMA

スキーマ要素として順序または格納構造定義を簡略化した表を定義した場合

CREATE TABLE

格納構造定義を簡略化した場合

DROP SEQUENCE, DROP INDEX

  

DROP SCHEMA, DROP TABLE

CASCADE指定により、DSI・INDEXまたは順序を削除する場合

ALTER TABLE(注)

列定義の追加および変更が対象になります

格納構造定義/操作文

CREATE DSI(表/INDEX)

  

DROP DSI(表/INDEX)

  

DROP DSO

CASCADE指定によりDSIを削除する場合

ALTER DSI

DSIの分割値変更

インデックスの状態を非活性状態に変更

rdbalidx(sオプション指定時)

  

注)表に定義されているDSIが偏在するすべてのロググループに定義されているRLPの状態によって、実行可否が決定します。
なお、一部のRLPが実行不可状態のとき、表定義の変更操作を行うことはできません。この場合、すべてのRLPを実行可能状態にしてから、表定義の変更操作を行うことが必要です。

準備モードでのデータベースの定義変更について

Symfoware Serverのrdbddlexコマンドによる定義情報の変更の準備を行う場合には、定義文によって実行不可状態のエラーとなる契機が異なります。

表F.8 準備モードでのデータベース定義変更における実行不可状態のエラー契機

SQL文(データベースの定義および変更操作文)

操作

エラーの契機

CREATE DSI

表のDSI定義文

Symfoware Serverのrdbddlfixコマンド(aオプション)実行時

インデックスのDSI定義文

ALTER TABLE

表定義変更文(列定義追加)

Symfoware Serverのrdbddlexコマンド(lオプション)実行時

参照

  • 各RDBコマンドの詳細は、“Symfoware Server コマンドリファレンス”を参照してください。

  • 各SQL文の詳細は、“Symfoware Server SQLリファレンス”を参照してください。

  • 準備モードでのデータベースの定義変更については、“Symfoware Server RDB運用ガイド”を参照してください。