JDBCドライバが動作可能なJDKとの組合せと、JDBC規約との対応について以下に説明します。
Javaアプリケーションの開発環境です。
JDBC2.X対応ドライバを使用することで、JDBC1.X規約およびJDBC2.X規約に対応したアプリケーションを動作させることができます。
JDBC3.X対応ドライバを使用することで、JDBC1.XからJDBC3.X規約に対応したアプリケーションを動作させることができます。
JDBC4.X対応ドライバを使用することで、JDBC1.XからJDBC4.X規約に対応したアプリケーションを動作させることができます。
基本的にはJDBC4.X対応ドライバを利用することを推奨します。
ただし、連携する開発環境との制約でJDK6が利用できない場合には、JDKのバージョンに合った最新のバージョンのドライバを利用してください。
また、旧バージョンのSymfoware Serverからのアップデートで、JDBC3.X以降の機能が不要な場合には、JDBC2.X対応ドライバを利用してください。
APIのサポート状況については、“付録F サポートAPI一覧”を参照してください。
Interstage Application Serverに同梱されているJDKのみ使用可能です。
JDBCドライバは3種類用意されており、それぞれ動作可能なJDKとの組合せが異なります。
各JDBCドライバが動作可能なJDKとの組合せを以下に示します。
JDKのバージョン | 動作可否 | ||
---|---|---|---|
JDBC2.X対応ドライバ | JDBC3.X対応ドライバ | JDBC4.X対応ドライバ | |
JDK1.1x | × | × | × |
JDK1.2x | × | × | × |
JDK1.3x | ○ | × | × |
JDK1.4x | ○ | ○ | × |
JDK5.0x | ○ | ○ | × |
JDK6 | ○ | ○ | ○ |
以下の実行環境の場合には、使用できるJDKのバージョンが限定されます。
JDBCドライバの実行環境が、Solaris 10の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstage Application Serverに同梱されているJDK:
1.4.2_08以降
IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK1.4以降が必要です。
JDBCドライバの実行環境が、RHEL-AS4(IPF)、RHEL5またはRHEL6の場合、以下のバージョンが使用可能です。
| RHEL-AS4(IPF) | RHEL5(IPF) | RHEL5(Intel64) | RHEL5(x86) | RHEL6(Intel64) | RHEL6(x86) |
---|---|---|---|---|---|---|
Interstage Application Serverに同梱されているJDK | 1.4.2_05以降 | 5.0 Update10以降 | 5.0 Update 10以降 | 5.0 Update25以降および 6 Update21以降 |
IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK1.4以降が必要です。
JDBCドライバの実行環境がWindows Server(R) 2003 for Itaniumの場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstage Application Serverに同梱されているJDK:
1.4.2、5.0 Update 13以降
Windows Server(R) 2008 for ItaniumまたはWindows Server(R) 2008 R2 for Itaniumの場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstage Application Serverに同梱されているJDK:
5.0 Update 13以降
Windows Server(R) 2003 x64 Editionsの場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstage Application Serverに同梱されているJDK:
1.4.2_16、5.0 Update 13以降
Windows Server(R) 2008 for x64またはWindows Server(R) 2008 R2 for x64の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstage Application Serverに同梱されているJDK:
5.0 Update 13以降
JDBCドライバの実行環境がWindows Vista(R)またはWindows(R) 7の場合、以下のバージョンが使用可能です。
Interstage Application Serverに同梱されているJDK:
1.4.2_14以降
IPv6のネットワーク環境で運用する場合は、JDK5.0以降が必要です。