RDBSYSTEM = (RDBシステム名,ホスト名,通信用ポート番号,ダウン監視用ポート番号[,ホスト名,通信用ポート番号,ダウン監視用ポート番号・・・])
データベースサーバのRDBシステムと接続するためのホスト名とポート番号を指定します。アプリケーションが複数のRDBシステムを対象とする場合は、定義種別RDBSYSTEMを複数記述してください。
データベースサーバがフェイルオーバ運用を行っている場合は、運用系と待機系のホスト名およびポート番号を指定します。運用系および待機系の指定の順序に制約はありません。
データベースサーバの /etc/services ファイルに指定した通信用のポート番号を指定します。
データベースサーバの通信用のポート番号については、“3.1.1.3 ポート番号の定義”を参照してください。
データベースサーバの /etc/services ファイルに指定したダウン監視用のポート番号を指定します。
データベースサーバのダウン監視用のポート番号については、“3.1.1.3 ポート番号の定義”を参照してください。
注意
定義種別RDBSYSTEMは少なくとも1つは記述してください。
各パラメタの指定に誤りがある場合でも、アプリケーションサーバの起動に成功する場合があります。また、このときデータベースサーバとの通信異常が発生する場合があります。定義種別RDBSYSTEMの指定には十分に注意してください。
定義種別RDBSYSTEMには、データベースサーバの物理IPアドレスに対応するホスト名を指定してください。ただし、アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の伝送路を二重化している場合は、二重化IPアドレスに対応するホスト名を指定してください。
ホスト名は44バイト以内で指定してください。データベースサーバのIPアドレスに対応するホスト名を44バイト以内で命名し、アプリケーションサーバの/etc/hostsファイルおよび定義種別RDBSYSTEMに指定してください。
SQLSERVER = (SQLサーバ名,データベース名,RDBシステム名[,RDBシステム名・・・])
アプリケーションのCONNECT文に指定するSQLサーバ名と、SQLサーバ名として接続するデータベースサーバのRDBシステム名を指定します。データベースサーバがロードシェア運用を行っている場合には、接続対象のすべてのRDBシステム名を指定します。複数のSQLサーバ名を定義する場合には、複数の定義種別SQLSERVERを記述してください。
C/COBOLアプリケーションの場合は、CONNECT文で指定するSQLサーバ名を指定します。
Javaアプリケーションの場合は、JDBCデータソース登録ツールの[JDBCデータソース情報設定]画面の[データ資源名]に、SQLサーバ名を指定します。なお、[プロトコル]には、必ず「ローカル」を指定してください。
参照
JDBCデータソース登録ツールの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。
ODBCアプリケーションの場合は、ODOSのODBCデータソースを設定する[Symfoware ODOS セットアップ]画面で、[接続情報]の[ローカルアクセス]を選択し、[データベース名]にSQLサーバ名を指定します。
参照
ODBCデータソース設定の詳細については、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”を参照してください。
注意
定義種別SQLSERVERは少なくとも1つは記述してください。また、RDBシステム名は定義種別RDBSYSTEMで定義してください。
Solaris/Linuxの場合
データベースサーバがPRIMECLUSTERでロードシェア運用(2:1運用待機型)を行っている場合
# 作成日:2007.01.30 RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700,host2,26551,26700,host3,26551,26700) RDBSYSTEM = (rdbsys2,host1,26552,26701,host2,26552,26701,host3,26552,26701) RDBCHECK = (rdbsys1,10,20) RDBCHECK = (rdbsys2,10,20) SQLSERVER = (sqlsvr1,DB1,rdbsys1,rdbsys2) SQLSERVER = (sqlsvr2,DB1,rdbsys1,rdbsys2) APCCORE = /opt/FJSVapccm/etc/apccore APCPRJCODE = 0xac
Windowsの場合
データベースサーバがSafeCLUSTERでロードシェア運用(2:1運用待機型)を行っている場合
# 作成日:2007.01.30 RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700,host2,26551,26700,host3,26551,26700) RDBSYSTEM = (rdbsys2,host1,26552,26701,host2,26552,26701,host3,26552,26701) RDBCHECK = (rdbsys1,10,20) RDBCHECK = (rdbsys2,10,20) SQLSERVER = (sqlsvr1,DB1,rdbsys1,rdbsys2) SQLSERVER = (sqlsvr2,DB1,rdbsys1,rdbsys2) APCCORE = D:\SFWSV\CM\CORE APCPRJCODE = 0xac
Solarisの場合
データベースサーバがPRIMECLUSTERでロードシェア運用(2:2運用待機型)を行っている場合
# 作成日:2007.01.30 RDBSYSTEM = (rdbsys1,host1,26551,26700,host2,26551,26700,host3,26551,26700,host4,26551,26700) RDBSYSTEM = (rdbsys2,host1,26552,26701,host2,26552,26701,host3,26552,26701,host4,26552,26701) RDBCHECK = (rdbsys1,10,20) RDBCHECK = (rdbsys2,10,20) SQLSERVER = (sqlsvr1,DB1,rdbsys1,rdbsys2) SQLSERVER = (sqlsvr2,DB1,rdbsys1,rdbsys2) APCCORE = /opt/FJSVapccm/etc/apccore APCPRJCODE = 0xac