管理サーバは、以下の条件を満たしているSymfoNETを利用して、グローバルサーバと連携します。
APSが起動されている
業務管理簿が作成されている
SMREXの“ジョブの実行履歴”機能が使用できる
APSの導入および環境設定の詳細については、“OSIV APS説明書”を参照してください。
SymfoNETの導入および環境設定の詳細については、“OSIV SymfoNET/基本運用説明書 ”を参照してください。
この他、SMREXの運用環境の設定値に、“SIGNAL=1”(“参考”を参照)を指定し、SMREXサーバ運用環境を変更してください。
また、上記の他に、MSPと連携する場合およびマルチクラスタ運用のシステムと連携する場合には、以下の作業を行います。
参考
“SIGNAL=1”について
SMREXで業務(ジョブ)の動作状況を確認する間隔を[秒]単位で指定します。指定可能な値の範囲は1~60で、パラメタを省略した場合は、30[秒]になります。なお、このパラメタの値が大きい場合、グローバルサーバで業務(ジョブ)の完了が検出されるまでに時間がかかり、その結果、業務(ジョブ)の実行時間が長くなることがあります。
MSPと連携する場合
MSPと連携する場合、稼働管理サーバの動作環境が正しく設定されている必要があります。
“SYS1.PARMLIB”のメンバ名“KAASYSxx”からポイントされる、SUBSYSxxメンバ内のサブシステム定義パラメタを以下のように設定します。
SNDSUB SUBNAME=DPR,PGM=KKJGTMIN
定義方法の詳細については、“OSIV SymfoNET/基本運用説明書”を参照してください。
マルチクラスタ運用のシステムと連携する場合
クラスタごとにSymfoNETを導入し、SymfoNETを特定クラスタで動作させてください。また、SymfoNETから依頼するバッチジョブの実行クラスはLOCALクラスとして定義し、SymfoNETが存在するクラスタ(投入クラスタ)で動作するように設定してください。
注意
代替クラスタでのSymfoNETの起動は、クラスタダウン時に実施してください。