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Symfoware Server V10.1.0 データベース二重化導入運用ガイド

A.4.1 DBミラーリングシステムで使用するメモリ量

DBミラーリングシステムで使用するメモリ量の見積りは、両ノードでそれぞれに行います。

複写元RLPの見積り式

複写元RLPで必要なメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量 = 5バイト × 1024 × 1024
               + 800000バイト + 400 ×表のDSI数
               + RERUNログバッファサイズ × RERUNログバッファ枚数
               + 16バイト × RERUNログバッファ枚数
               + 3 × RERUNログバッファサイズ
表のDSI数

当該RLPに属するロググループ配下の表のDSI数です。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。

RERUNログバッファサイズ =テンポラリログファイルのブロック長(注) × 4

注) テンポラリログファイルのブロック長は、rdblogコマンドのioオプションで指定します。

RERUNログバッファ枚数

RERUNログバッファ枚数の見積り”で求めたRERUNログバッファ枚数です。

複写先RLPの見積り式

複写先RLPでデータベース二重化が使用するメモリ量は、以下の式で見積ります。

メモリ使用量 = 26バイト × 1024 × 1024
               + 1400000バイト + 400 ×表のDSI数
               + RERUNログバッファサイズ × ( RERUNログバッファ枚数 + 1 )
               + 16バイト × RERUNログバッファ枚数
               + 128バイト×(表のDSI数+順序数)
               + 450000バイト × 反映常駐スレッド数
表のDSI数

当該RLPに属するロググループ配下の表のDSI数です。

RERUNログバッファサイズ

RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。

RERUNログバッファサイズ = テンポラリログファイルのブロック長(注)× 4

注) テンポラリログファイルのブロック長は、rdblogコマンドのioオプションで指定します。

RERUNログバッファ枚数

RERUNログバッファ枚数の見積り”で求めたRERUNログバッファ枚数です。

順序数

当該RLPに属するロググループ配下の順序数です。

反映常駐スレッド

RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタで指定した、反映常駐スレッド数です。

参照