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Symfoware Server V10.1.0 データベース二重化導入運用ガイド

3.2 データの転送方法

正系ノードから副系ノードへのRERUNログの転送はTCP/IPで行います。
LANを使用して転送するため、容易にシステムを構築できます。
また、RERUNログの転送用に2つのLANを利用する場合は、LANをデータベース二重化機能が制御し、二重化された冗長構成になります。そのため、片方のLANに異常が発生した場合でも、異常が復旧するまでの間は、もう片方の正常なLANで運用を行うことが可能になります。

図3.1 TCP/IPによるデータ転送


Mirroring Controllerのみを利用する場合は、副系ノードへのRERUNログの転送を、ストレージのリモートコピー機能によって高信頼、高スループットで行うことができます。

図3.2 ストレージのリモートコピー機能によるデータ転送(Mirroring Controllerのみ利用時)


高スループットが要求される場合は、Mirroring Controllerの利用を推奨します。