データベース二重化では、Symfoware Serverのセキュリティ運用に則り、セキュリティを考慮した運用を行うことが可能です。ここでは、セキュリティ運用時の各機能について説明します。
利用者制御
データベースへの不正アクセスからの防御や、業務の機密を保護するために、データベースにアクセスする利用者を制御することができます。
利用者制御により、権限の範囲を超えた処理や、指定量を超えた資源の獲得を制限することができます。
また、データベース二重化のコマンドは、管理者のみが実行できます。
監査ログ
監査ログ制御は、管理者の権限濫用、利用者のデータベースへの不正アクセスなどの脅威に対抗するための機能です。
管理者は、監査ログを定期的に参照、監視することによってシステムが何らかの攻撃を受けている、あるいは利用者が誤ったオペレーションを行っているためにシステムの資源が枯渇しかかっている、といった事象を検知し、適切な対応を行うことによってシステムダウンやその他の不健全な状態に陥ることを防止することができます。
参照
利用者制御や監査ログの詳細については、以下を参照してください。
Symfoware Serverの標準セキュリティ運用を行う場合は、“セキュリティ運用ガイド”を参照してください。
Symfoware Serverの標準運用を行う場合は、“セットアップガイド”および“RDB運用ガイド”を参照してください。