サービス仕様の管理
サプライヤーは、テクノロジープロバイダーが公開しているテクニカルサービスから、サービス仕様を定義できます。サービス仕様とは、サプライヤーがテクニカルサービスに対する価格モデル、構成および制限など定義し、カスタマーへ提供するものです。
サプライヤーが定義したサービス仕様は、アプリケーションサービス機能で一元管理され、容易にサービス仕様の更新および削除ができます。
価格モデルの管理
サプライヤーは、カスタマーに対するサービスの利用料金について、価格モデルを使って定義できます。
利用料金については、以下の単位で定義できます。
サービスの利用期間に応じた利用料金の定義です。
サービスを利用したユーザー数に応じて利用料金の定義です。
ログインおよびログアウトや特定のトランザクションの完了などのイベントに対する利用料金の定義です。
サービスがパラメーターやオプションを提供している場合、それらに対する利用料金の定義です。
利用料金がサービス単価の例を以下に示します。
カスタマーが火曜日午前0時にサービスを利用申請し、金曜日の午前0時にサービスを解約した場合で、サービス単価を1日当たり10,000円と定義した場合、サービスの料金は以下のように計算します。
カスタマーの管理
サプライヤーは、サービス仕様を利用できるカスタマーを管理できます。GUIベースで容易にカスタマーの登録および編集ができます。
また、カスタマーが利用しているサービス仕様をGUIから選択することで、サービス利用の詳細(利用申請日、価格モデルなど)を確認できます。
課金データのエクスポート
サプライヤーは、課金データのエクスポート機能を利用して、サービスに対するカスタマーごとの課金データを出力できます。