クラウドポータル
クラウドポータルは、利用部門の利用者がセルフサービスで提供部門が提供するサービスを利用するためのポータルです。クラウドポータルへアクセスすることで、提供部門が提供するサービスを選択し利用申請を行い、契約したサービスの利用状況などを把握できます。
クラウドポータルでは、以下の機能を提供します。
図2.1 クラウドポータル画面
ログインには認証が必要となります。クラウドポータルのログインボタンをクリックすると、ログイン画面が表示されます。
[ヘルプ]ページが表示されます。
[ヘルプ]ページに表示されているリンクをクリックすると、別ウィンドウに“Systemwalker Service Catalog Manager V14g インフラサービス機能 運用ガイド 利用者編”が表示され、運用操作手順を確認できます。
システム運用管理者および提供部門管理者からのお知らせが表示されます。
ログイン後の提供機能について以下に記載します。
マイポータルとは、利用部門の利用者がサービスの新規作成、利用中のサービスを構成するシステムの操作を行える機能です。クラウドポータルからマイポータルメニューを選択することで、マイポータル画面が表示されます。
図2.2 マイポータル画面
利用部門の利用者は、登録されているサービス仕様に基づいてサービスの利用申請を行うことができます。利用申請されたサービスは、利用申請後、承認および審査が行われると自動で仮想システムの配備および構築が行われ、申請者へ貸与されます。
また、サービスの利用申請時に、仕様変更などの複雑な操作をせずに、簡単にサービスの利用申請を可能とする型決め機能を提供しています。
利用部門の利用者は、自身が利用中のサービスを構成するシステムに対して、スナップショット採取、起動、停止などのシステム管理操作を行えます。
マイポータルの利用中に発生したエラー情報を参照できるイベントログ機能を提供します。これにより、サービスの利用申請やシステム管理操作などで発生したエラー情報などを容易に把握できます。
スタートアップでは、各機能の概要を説明します。スタートアップメニューを選択することで各機能の概要を容易に理解できます。
“Systemwalker Service Catalog Manager V14g インフラサービス機能 運用ガイド 利用者編”が表示され、運用操作手順を確認できます。
クラウドポータルの利用者の管理を行う機能です。利用者情報およびパスワードの変更を提供します。また、導入時に利用部門で利用者管理を行う設定にした場合、利用部門で利用者の登録および変更、パスワードの変更などを行うこともできます。
クラウドポータルへログインしている利用者の登録情報を変更できます。
利用者のユーザーIDを変更することはできません。
パスワード変更画面の指示に従い、クラウドポータルへログインしている利用者のパスワードを変更できます。
導入時に利用部門で利用者管理を行う設定にした場合、利用者一覧ページが表示されます。利用者一覧ページでは、一般利用者の追加および削除、管理者権限の委任、パスワードの設定を行うことができます。
申請一覧では、申請者本人が行った申請の状況確認および取消しを行うことができます。また、承認者が申請の承認を行うことができます。
利用状況では、利用しているサービスの利用状況を確認できます。
利用部門管理者は所属する組織全体のサービスの利用状況を確認できます。
"Systemwalker Service Catalog Manager V14g インフラサービス機能 運用ガイド 利用者編"が表示され、運用操作手順を確認できます。