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Interstage Data Effector スタートガイド
Interstage

A.3 連結

連結機能における、よくある質問とその回答について示します。

データ連結時に、データ行だけ出力することはできますか

データ行だけの出力も指定できます。

  • 基本コマンド利用時は、replace用動作環境ファイルのOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定します。

  • C API利用時は、AsisInitReplace関数のOutFileパラメタに、スキーマ情報ファイルとデータファイルを別々に指定します。

  • 統合コマンド利用時は、統合定義ファイルの処理条件定義部:ReplaceのOutFileタグにSchemaFile属性を指定します。

詳細については、“導入・運用ガイド”を参照してください。


同一のファイルを連結できますか?

同一の入力ジャーナルファイルを連結して、別のレコードに存在する値を表示できます。これを、セルフジョイン(自己結合)といいます。
この場合は、1つの入力ファイルをそれぞれ、入力ジャーナルファイルと入力マスタファイルとして定義して結合させます。連結条件には、「完全一致」を使います。

詳細については、“導入・運用ガイド”の“同じジャーナルファイル同士を連結する”を参照してください。


replace用動作環境ファイルで、入力ジャーナルファイルのパス名に「#」を指定するとエラーになります。なぜですか?

shunreplaceコマンド実行時に指定するreplace用動作環境ファイルの「JnlFileパラメタ」および「MstFileパラメタ」には、以下の文字を含んだファイル名、パス名を指定できません。

  • シャープ(#)

  • カンマ(,)

例えば、上記のパラメタに「#」を書くと、それ以降のパラメタ名の直前までがコメントとして扱われてしまいます。
入出力ファイルなどのパス名に指定する特殊文字の扱いは、機能ごとに異なります。

○:指定できます。
-:指定できません。
△:以下のパラメタを設定することで指定できます。設定しない場合は、区切り文字(セミコロン)や名前付きパイプとして扱います。

  • コマンド利用時は、各動作環境ファイルのPathNameCompatibilityパラメタに“1”を設定

  • C API利用時は、環境パラメタPathNameCompatibilityに“1”を設定

備考)統合定義ファイルでの指定も、上記の対象ファイル/フォルダに従います。