本書の目的
本書は、Symfoware Serverのリモートデータベースアクセス機能(RDA-SV)について説明したものです。本書の目的は、RDA-SVを導入して表計算ソフトウェアからWindows(R)上のデータベースとの連携を実現する読者、グローバルサーバのアプリケーションからWindows(R)上のデータベースとの連携を実現する読者に、RDA-SVの使用方法について、情報を提供することです。読者は、本書から以下の情報を得ることができます。
RDA-SVの機能概要
RDA-SVに関連した運用操作
本書の読者
本書は、RDA-SVの導入、運用を実施するシステム管理者およびRDA-SVとは何かを理解したい方に読んでいただくように書かれています。
本書は、Windows(R)やグローバルサーバおよびパソコン上のソフトウェア(オペレーティングシステム、ネットワーク、データベースなど)の機能や用語についての知識を持っていることを前提として説明しています。
したがって、本書を読むにあたっては、事前に関連製品の機能などを理解しておく必要があります。
本書の構成
本書の構成と内容は、以下のとおりです。
RDA-SVの機能概要およびRDA-SVの位置づけを説明しています。
RDA-SVのセットアップ方法を説明しています。
RDA-SVを使用するために必要な運用操作を説明しています。
RDA-SVで出力されるメッセージについて説明しています。
セットアップ時に自動的に設定される省略値について説明しています。
各種資源に対する命名規約について説明します。
RDA-SV経由で利用できる、Symfowareデータベースのデータ型一覧について説明します。
Symfoware/RDBがコンパイル・実行時にサポートするSQL文の使用範囲について説明します。
Javaアプリケーション利用時の留意事項について説明しています。
RDA-SV接続でのサポートメソッドの一覧を記載します。
本書の読み方
本書は、第1章 概要から第3章 運用操作の最後まで順に読んでいただければ、RDA-SVの使用方法が理解できるように書かれています。なお、目的別に知りたい場合は、それぞれ以下の章をお読みください。
関連マニュアル
使用するソフトウェアのマニュアル
“OS IV Symfoware Server RDA-SVオペレーションガイド”
平成22年 2月 初版 平成22年 7月 第2版 平成23年 4月 第3版
著作権
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