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Symfoware Server V10.1.0 セットアップガイド

付録H OSのクラスタソフトと連携する場合の資源配置

Symfoware Serverで利用する資源について説明します。

OSのクラスタソフトと連携した1:1運用待機のフェイルオーバ運用の場合、ファイルは共用ディスク装置またはローカルディスクに配置します。Symfoware Serverでは、データベースのように切替え後に運用状態を引き継ぐものは、共用ディスク装置に配置します。運用状態を引き継ぐ必要のないファイルは、ローカルディスクに配置します。また、共用ディスク装置は、切替えディスクを選択します。

Symfoware Serverを構成するファイルの種別と配置先を以下に示します。

表H.1 Symfoware Serverの機能ごとに必要な資源と配置先一覧

機能

ファイル

種別

配置先

RAW

FILE

切替え

ローカル

全体

プログラムファイル

Symfoware/RDB

RDB構成パラメタファイル

RDBディクショナリ

RDBディレクトリファイル

ユーザロググループ用RDBディレクトリファイル

データベーススペース

ロググループ管理ファイル

ログ管理ファイル

テンポラリログファイル

アーカイブログファイル

監査ログデータベース

パフォーマンスデータ格納ファイル

コアファイル

システム用の動作環境ファイル

サーバ用の動作環境ファイル

クライアント用の動作環境ファイル

ソート作業域

rdbgcdsiコマンドの中間退避ファイル

rdbgcdsiコマンドの再編成制御ファイル

RDBコマンドの作業ファイル

RDBコマンド実行前に取得する退避ファイル

バックアップ制御ファイル

RDBディクショナリの退避データ

データベースの退避データ

アーカイブログファイルの退避データ

退避データベーススペース

メッセージログファイル

WebDBtools

なし

RAW: ローデバイス

FILE: NTFSファイル

切替え: 切替えディスク

ローカル: ローカルディスク

○: 資源の配置が可能

-: 使用不可