自動起動停止の設定を行うため、サービスの切替えを行います。
注意
サービスの切替えは、“Administrator”権限のあるユーザ(Administratorsグループに属するユーザIDを持つ)が行ってください。
Symfoware Serverの機能とサービス名の対応を、以下に示します。
機能 | サービス名 |
---|---|
Symfoware/RDB | SymfoWARE RDB x (注) |
注) xは任意のRDBシステム名です。RDBシステムに名前を付けていない場合は、付加されません。
参考
フェイルオーバ運用を行う場合、登録したサービスの起動および停止は、OSのクラスタソフトまたはSafeCLUSTERが制御するため、サービスの切替えは不要です。
サービスのスタートアップが“手動”になっている機能は、“自動”に変更します。“自動”に設定することで、Windows(R)システムを起動すると自動的に起動され、Windows(R)システムをシャットダウンすると自動的に停止されます。
注意
Windows(R)のシャットダウンにはシステム全体でのタイムアウト時間があり、Symfoware/RDB以外のアプリケーションで停止処理に時間がかかった場合、Symfoware/RDBの停止処理が完了する前に強制的にシャットダウンが行われる場合があります。
また、通常、Symfoware/RDBは正常停止を行いますが、以下のような場合にも強制的にシャットダウンが行われる場合があります。
大量のデータを更新したトランザクションをロールバックするのに時間がかかる
まだディスクに書き出されていない共用バッファが多く、それらをディスクに書き出すのに時間がかかる
アーカイブログファイルが満杯となる
このような場合、Symfoware/RDBの次回の起動時にダウンリカバリが行われ、データベースは正常な状態に保たれます。
Symfoware/RDBが時間内に正常に停止するようにするには、Windows(R)をシャットダウンする前に以下のことを行ってください。
アプリケーションやRDBコマンドを終了し、十分な時間をおく
アーカイブログファイルに空き領域を用意しておく
以下の手順でサービスを切り替えてください。
[サービス]ウィンドウを表示する
[スタート]メニューの[プログラム]から[管理ツール]を選択し、[サービス]を起動します。
[スタート]メニューの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。
スタートアップを切り替える
図3.1 サービスの切替え画面(Windows(R) 2000の場合)
図3.2 サービスの切替え画面(Windows Server(R) 2003、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合)
Symfoware/RDBのサービス名を選択し、[プロパティ]ダイアログを表示して、スタートアップの種類を[手動]から[自動]に切り替えます。