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Symfoware Server V10.1.0 セットアップガイド

3.4 ポート番号の定義

クライアントからリモートアクセスする場合、アプリケーションとSymfoware/RDBはポート番号を定義することによって接続されます。したがって、当該Symfoware/RDBをクライアントからリモートアクセスする場合は、Windows(R)がインストールされているディレクトリ(Windows(R) 2000の場合はC:\WINNT、Windows Server(R) 2003、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合はC:\WINDOWS)配下のsystem32\drivers\etc\servicesファイルに、RDB2_TCP連携で使用するポート番号を定義する必要があります。また、クライアントからリモートアクセスするアプリケーションの実行時には、ここで定義したポート番号をクライアント用の動作環境ファイルの“SERVER_SPEC”に指定する必要があります。

参照

動作環境ファイルの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(共通編)”を参照してください。

指定方法を以下に示します。

指定形式

サービス名    ポート番号/プロトコル
サービス名

サービス名は、RDBシステム名を指定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、RDBIIを指定します。

ポート番号

ポート番号は、以下の範囲で、未使用の値を指定してください。

  • Windows(R) 2000またはWindows Server(R) 2003の場合:5001~49151

  • Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合:1024~49151

プロトコル

プロトコルは、tcpを指定します。

定義例

Symfoware/RDBのシステムごとにポート番号を定義する例を、以下に示します。

rdbsys1  26551/tcp
rdbsys2  26552/tcp

注意

クライアントからリモートアクセスする場合は、システム用の動作環境ファイルの“MAX_CONNECT_TCP”に、1以上の値を指定してください。

システム用の動作環境ファイルの詳細については、“4.2 システム用の動作環境ファイルによる定義”を参照してください。