監査ログ環境では、監査ログ用の資源を専用のロググループに配置するため、スケーラブルログ環境を採用します。
監査ログ環境におけるスケーラブルログ環境は、1つのシステムロググループ、1つの監査ログ用ロググループおよびユーザが追加定義した複数のユーザロググループから成り、合わせて最大100個のロググループが定義できます。
参考
監査ログ用ロググループとは、監査ログ専用に作成するロググループです。
監査ログ用ロググループは、RDBシステム内で1つ存在します。監査ログ用ロググループには、監査ログ用のログ管理ファイル、テンポラリログファイルおよび監査ログデータベースがあり、監査用のログが蓄えられます。
なお、このロググループ内にユーザデータベースは作成できません。
監査ログ環境を作成している場合の構成を、以下に示します。
図1.4 監査ログ環境
注) スケーラブルディレクトリ運用時に必要となる資源です。