コネクションの接続が、システムメッセージ“qdg12147e”を出力してエラーになった場合は、システム用の動作環境ファイルのMAX_CONNECT_SYSおよびMAX_CONNECT_TCPの値が正しいかどうかを確認してください。
MAX_CONNECT_SYSおよびMAX_CONNECT_TCPの値が正しく設定されている場合には、使用されていないコネクションが存在している可能性があります。この場合は、rdbtermコマンドにより、不要なコネクションを切断することで、新しいコネクションの接続が可能になります。不要なコネクションかどうかは、rdbcninfコマンドのトランザクション状態(Tran)やアイドル時間(Idle)を元に、長時間アプリケーションからの要求のないコネクションを特定します。
操作例
qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP1052E 接続できる通信の 最大数を越えました.通信種別 =“SYS”'(システム名=rdbsys1) > rdbcninf -s RDBII rdbcninf DATE:2007/04/14 TIME:11/36/00 Local Connection Status(exec/term/free/total) : 0/ 0/ 5/ 5 Remote Connection Status(exec/term/free/total) : 5/ 0/ 0/ 5 Status Idle Tran Type Connection-Info EXEC 00:00 ACT TCP/IP 10.124.4.123/19562/1 EXEC 00:00 ACT TCP/IP 10.124.4.123/19562/2 EXEC 00:00 ACT TCP/IP 10.124.4.123/19562/3 EXEC 131:32 INACT TCP/IP 10.124.4.234/19598/1 EXEC 125:58 INACT TCP/IP 10.124.4.234/19616/1
注意
ローカル接続を行っているアプリケーションとの接続を、rdbtermコマンドにより切断した場合は、資源の占有解除は直ちに行われます。しかし、アプリケーションとの通信で使用している共用メモリなどの通信用環境の回収は、アプリケーションのプロセス終了または次のSQL文の実行で回収が行われます。