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Symfoware Server V10.1.0 RDB運用ガイド

4.4.10 アーカイブログのバックアップ

アーカイブログをバックアップする運用を行っている場合、DSIおよびRDBディクショナリをバックアップした後に、バックアップ以前のアーカイブログをバックアップします。

アーカイブログファイルのバックアップは、rdblogコマンドのBオプションで行います。

スケーラブルログ運用を行っている場合は、gオプションでユーザロググループ名の指定も行ってください。

退避先名ARC0001にアーカイブログファイルをバックアップする例を以下に示します。

> rdblog -B ARC0001@E:\BACKUP\ARCLOG 

ポイント

アーカイブログファイルが満杯になると、Symfoware/RDBが自動的に切替えを行いますが、すべてのアーカイブログファイルが満杯になると、空きができるまで運用が停止してしまいます。この場合は、アーカイブログのバックアップを行うことで、Symfoware/RDBの運用が再開されます。このようなことが発生しないように、満杯なアーカイブログファイルは、なるべく早めにバックアップしておいてください。

自動切替えが行われたときは、システムメッセージ“qdg03800i”が出力されます。

スケーラブルログ運用を行っている場合は、システムメッセージ“qdg13239i”も合わせて出力されます。このメッセージにより、バックアップ対象となるロググループを特定してください。

参考

動作環境ファイルの設定により、アーカイブログファイル満杯時にはアプリケーションをエラー復帰させることができます。

動作環境ファイルについては、“アプリケーション開発ガイド(共通編)”を参照してください。