以下の機能があります。
印刷配信の環境設定の定義
印刷配信の動作環境定義ファイルの内容を有効にし、印刷配信の環境設定を行います。
印刷配信の環境設定の表示
すでに設定されている印刷配信の環境設定の内容を表示します。
形式
コマンドの形式を示します。
lwdstmgrenv -f 印刷配信の動作環境定義ファイルのパス(絶対パス)
lwdstmgrenv -i
注意
オプションの文字列は大文字と小文字を区別して指定してください。
以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。
指定できない組み合わせでオプションを指定した場合
指定できる文字列長を超えた値を指定した場合
説明
オプションについて説明します。
印刷配信の環境設定を行う場合に必ず指定します。印刷配信の動作環境定義ファイルのパスを、256バイト以内の絶対パスで指定します。指定した印刷配信の動作環境定義ファイルの設定内容を有効にします。
環境設定した定義を変更する場合、データソース名を変更していない場合でもコマンド実行時に以下のメッセージが表示されます。正常に終了しているため、問題はありません。
isj2eeadmin: 情報: isj2ee2202:JDBCデータソースを削除しました NAME=データソース名 isj2eeadmin: 情報: isj2ee2200:JDBCデータソースを登録しました NAME=データソース名
印刷配信の動作環境定義ファイルについては、“3.6.5 印刷配信の環境設定”を参照してください。 |
以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。
-iオプションと同時に指定した場合
印刷配信の動作環境定義ファイルが存在しない場合
印刷配信の動作環境定義ファイルの記述が誤っている場合
注意
lwdstmgrenvコマンドの-fオプションを実行する場合は、配信管理サービスおよび配信出力サービスを停止してから実行します。実行後は配信管理サービスおよび配信出力サービスを起動してください。
起動/停止方法については“10.1 サービスの開始/停止”を参照してください。 |
参考
配信データベースに関する設定が変更された場合、配信データベースの接続確認を行ってください。
確認方法については“3.6.5 印刷配信の環境設定”を参照してください。 |
印刷配信の環境設定の内容を表示する場合に指定します。以下の内容が表示されます。
以下の場合、コマンドはエラーで復帰します。
-fオプションと同時に指定した場合
印刷配信の環境設定が行われていない場合
復帰値
復帰値については、“14.1.7 環境設定用のコマンドの復帰値”を参照してください。 |
使用例
印刷配信の動作環境定義ファイルに指定した値で、印刷配信の環境設定を行います。
lwdstmgrenv -f C:\ListWORKS\Distribute\manager\conf\lwmctr.conf
印刷配信の環境設定の各キーの設定値を表示します。
lwdstmgrenv -i
印刷配信の環境設定の内容を表示した例を以下に示します。
db.systemname=LWLDSTDB db.hostname=localhost db.port= db.datasourcename=LWLDSTDS db.userid=Administrator classpath.jdbc=C:\SFW\SFWCLNT\JDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar certificate.mode=0 certificate.type=1 certificate.domainname= server.hostname=SYS1 delivery.writer.web.port=80 delivery.manager.web.port=80 delivery.manager.filetrans.port=9564 default.userid=Administrator folder.rootpath=C:\ListWORKS\Distribute\manager\managefolder