帳票印刷のワークユニットを作成します。
参考
帳票印刷のワークユニットは、サンプルスクリプト(createWUPA.bat)を利用して作成することができます。
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\setup\samples
サンプルスクリプトを利用したワークユニット作成手順を以下に示します。
管理者権限のあるユーザでコマンドプロンプトを起動し、サンプルスクリプトの格納場所にフォルダを移動して、サンプルスクリプトを実行します。
Windows Server 2008で実行する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」を選択して起動し、管理者権限に昇格させたコマンドプロンプトで実行してください。
例) C:\ListWORKS\Distribute\writer\setup\samples> createWUPA.bat
コマンドプロンプト上に、「ワークユニットの作成手順が完了しました。」のメッセージが表示されることを確認します。
「ワークユニットの作成手順が完了しました」のメッセージの前に、エラーメッセージが出力されている場合は、ワークユニットの作成手順に従って作成してください。
以下に、ワークユニットの作成手順を説明します。
手順1:Interstage管理コンソールの起動
以下の手順で、Interstage管理コンソールを起動します。
Webブラウザで、以下に示すURLを指定し、Interstage管理コンソールのログイン画面を表示します。
https://hostname:port/IsAdmin
配信出力サーバを運用するサーバのホスト名を指定します。
Interstage管理コンソールのポート番号を指定します。デフォルトは12000です。
注意
SSL暗号化通信を使用しない設定を行った場合は、「https」の部分を「http」に置き換えて指定してください。
管理者権限を持つユーザIDとパスワードを指定し、【ログイン】ボタンをクリックします。
→Interstage管理コンソールの画面が表示されます。
手順2:ワークユニットの作成
以下の手順で、ワークユニットの作成を行います。
Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。
【ワークユニット:状態】画面の【新規作成】タブをクリックします。
ワークユニットの名前を指定します。「簡易設定」の「ワークユニット名」エディットボックスに、「LWDST_W」を指定してください。
注意
ワークユニット名に「LWDST_W」以外は、指定しないでください。
「詳細設定[表示]」をクリックします。
「IJServer設定[表示]」をクリックします。
ワークユニットタイプを指定します。IJServerタイプから、以下のいずれかを選択してください。
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを同一JavaVMで運用
WebアプリケーションとEJBアプリケーションを別JavaVMで運用
Webアプリケーションのみ運用
【作成】ボタンをクリックします。
→「LWDST_W」ワークユニットが作成されます。
手順3:ワークユニットの設定
以下の手順で、ワークユニットの設定を行います。
Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。
【LWDST_W】をクリックします。
【LWDST_W: 操作】画面の【環境設定】タブをクリックします。
「ワークユニット設定[表示]」をクリックします。
プロセス多重度を指定します。「プロセス多重度」エディットボックスに1の値を指定します。
注意
1以外の値は、指定しないでください。
クラスパスを指定します。「クラスパス」エディットボックスに、以下のパスを絶対パスで指定します。各クラスパスを指定するときは、行の最後で改行してください。
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\classes\lwdstwtr.jar
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\classes\lwdstcif.jar
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\lnk01\bin\F3JTjavaapi.jar
List Worksのインストール先フォルダ\classes\lwtrace.jar
Java バージョンを指定します。「Java バージョン」コンボボックスから「5.0」を選択します。
JavaVMオプションに「-Xms16m -Xmx256m」を記載します。
【適用】ボタンをクリックします。
→「LWDST_W」ワークユニットが設定されます。
手順4:Webアプリケーションの配備
以下の手順で、Webアプリケーションを配備します。
Interstage 管理コンソールの左側のツリー画面で、【システム】の【ワークユニット】をクリックします。
【LWDST_W】をクリックします。
【LWDST_W: 操作】画面の【配備】タブをクリックします。
配備ファイルに、「ファイルをアップロードして配備する」を選択し、以下のファイルを指定します。
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\classes\lwdst-writer.war
「起動指定」の「配備完了後、ワークユニットを起動する」チェックボックスのチェックをはずしてください。
「詳細設定[表示]」をクリックします。
「Web アプリケーション設定[表示]」をクリックします。
Web アプリケーション名に、「lwdst-writer」が指定されていることを確認します。
注意
Webアプリケーション名は、「lwdst-writer」以外は指定しないでください。
【配備】ボタンをクリックします。
→Webアプリケーションが配備されます。