対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10~V10.0L21
Solaris版:5.0~10.1
Linux版:5.2、V10.0L10
HP-UX版:5.1~10.0
AIX版:5.1~10.0
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
運用情報の定義を保存した後に表示される[ジョブ実行制御の起動モードの設定]ダイアログボックスで、[保存した運用情報定義を、次回の運用から有効にする。]チェックボックスにチェックをしてから、[OK]ボタンをクリックしましたか
原因
運用情報の定義を変更しても、運用情報の定義を保存した後に出力されるダイアログボックスにおいて、[保存した運用情報定義を、次回の運用から有効にする]チェックボックスをチェックしないで、ジョブ実行制御サービス/デーモンを再起動した場合、その定義内容は反映されません。
対処方法
運用情報の定義を変更した場合、その定義内容を反映するには、以下のいずれかの対処を実施してください。
運用情報の定義を保存し、[保存した運用情報定義を、次回の運用から有効にする]チェックボックスをチェックしてから、ジョブ実行制御サービス/デーモンを再起動する。
mjstop -cコマンドを実行してジョブ実行制御の運用を停止した後、mjstartコマンドで運用を再開する。(UNIX版の mjstop, mjstartコマンドは /usr/lib/mjes配下にあります)
参考
[運用情報]で設定された情報が有効とならない具体的な現象例として以下のものがあります。
[デフォルトキュー名]を変更したにもかかわらず、有効とならない。
ジョブ実行の履歴情報を保存するディレクトリや、保存期間が有効とならない。
ジョブの所有者の権限で実行するよう設定しているにもかかわらず、ジョブ実行制御サービスのスタートアップアカウントの権限でジョブが実行される。【Windows版】
同名ジョブを同時に実行しないよう設定したにもかかわらず、同名ジョブを同時に実行させることができない。
[運用情報]で設定可能な項目については、オンラインヘルプの記載を参照してください。
[運用情報の定義]ウィンドウ-[運用制御]シート
[運用情報の定義]ウィンドウ-[ログ]シート
[運用情報の定義]ウィンドウ-[利用機能]シート
[運用情報の定義]ウィンドウ-[印刷形式]シート