対象バージョンレベル
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
Systemwalker Operation Managerの環境設定[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウの[ログファイルサイズ]に大きな値を設定していませんか。
原因
ジョブの履歴情報を取得するため、ログファイルの内容を利用します。ログファイルのサイズが大きい場合、ログファイルを処理する時間が長くなり、[ジョブの履歴]ウィンドウの表示に時間がかかります。
対処方法
ログファイルサイズを見積もり、適正な値を設定してください。見積もった結果のログファイルサイズが、目安として20MBを超える場合(注)は、[ジョブの履歴]ウィンドウの表示時間や、他のOperation Managerクライアントへのレスポンスの影響を十分検証した上で設定してください。
マシン性能や通信性能により、ログファイルサイズの適正値は変化します。あくまで参考値と考えてください。
ログファイルサイズの見積もりは、以下を参考にしてください。
[1日のログサイズ]=[ジョブネットのログサイズ]×ジョブネットの起動数 |
[ジョブネットのログサイズ]=[ジョブネットの開始、終了ログサイズ]+[ジョブのログサイズ]×ジョブ数 |
[ジョブネットの開始、終了ログサイズ]=(50バイト+サーバ名、プロジェクト名、ジョブネット名、ジョブネット名称の長さの合計)×2(開始と終了分) |
[ジョブのログサイズ]=(50バイト+サーバ名、プロジェクト名、ジョブネット名、ジョブネット名称、ジョブ名、ジョブのコメントの長さの合計)×2(開始と終了分) |