アプリケーションが出力した帳票は、1ページ目から順に仕分け条件と比較した結果、仕分け条件に合致するページのまとまりで分割され、指定した仕分け先に仕分けられます。
注意
アプリケーションが出力した帳票に仕分け条件に合致しないページがある場合、対象帳票に対する仕分け処理は中断されます。(仕分け条件に合致したページについても、仕分けされません。)
帳票の仕分け条件として、以下の項目を指定できます。
帳票内の任意の文字列
帳票内の、指定した位置にある文字列をキーにして、文字列が存在するかどうかによってページをまとめます。
オーバレイ名
帳票に適用されているオーバレイ名ごとに分割します。
ページ
ページの範囲
開始ページと終了ページを指定することで、帳票から連続したページを抜き出します。
ページ単位(富士通ホスト帳票の場合のみ)
1ページずつ分割します。
帳票内の任意の文字列を仕分け条件とする場合は、その文字列が存在する位置(富士通ホスト帳票の場合は行桁、一般アプリ帳票の場合は座標、List Creator帳票およびNetCOBOL/MeFt帳票の場合は行または座標)を、指定する必要があります。
帳票内の文字列の位置を確認する方法については、“2.5 帳票内文字列の位置確認(ダンプ出力機能) ”を参照してください。 |
帳票の仕分け先は、以下のとおりです。
自サーバの受信フォルダ
ネットワーク上にある別のList Worksサーバの受信フォルダ
注意
別のList Worksサーバに仕分ける場合
オープン帳票の場合、仕分け先のList Worksのバージョンレベルは、仕分け元のList Worksと同じか、上位のバージョンレベルにしてください。旧バージョンレベルには、仕分けできません。ただし、V10.0.0からSolaris版 List Works V8へは、仕分けできます。
富士通ホスト帳票の場合、仕分け先のList Worksのバージョンレベルは、V8以降である必要があります。