Systemwalker共通ユーザー管理機能を使用することにより、複数のSystemwalker製品を使用する利用者は、多くのID/パスワードを記憶しておく必要がなくなり、セキュリティ・利便性の向上につながります。
また、管理者は、ユーザー情報が1箇所に集約されるため、ユーザー情報を変更する必要があった場合、1箇所で変更を行えばよいため、運用性の向上につながります。
必要なソフトウェア
ユーザー情報を格納するSystemwalker認証リポジトリとして、ディレクトリサービスが必要です。
ディレクトリサービスには、以下の製品が利用できます。
Interstage ディレクトリサービス
以下のどちらかに同梱されているものを使用します。
Systemwalker Centric Manager V13.4.0以降に同梱されているInterstage Application Server Enterprise Edition V9.2以降
Interstage Application Server Standard-J Edition/Enterprise Edition V8.0以降
Active Directory
Systemwalker認証リポジトリにActive Directoryを使用する場合のサポート対象OSは以下のとおりです。
Windows Server 2008 Server Core
Windows Server 2008 STD
Windows Server 2008 DTC
Windows Server 2008 EE
Windows Server 2008 Foundation
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2003 STD
Windows Server 2003 DTC
Windows Server 2003 EE
注意
Systemwalker認証リポジトリにActive Directoryを利用する場合、マルチドメイン環境には対応していません。
Systemwalker共通ユーザー管理機能だけを利用した場合の運用形態
Systemwalker共通ユーザー管理機能だけを利用した場合の運用形態を以下に示します。
Systemwalker認証リポジトリに、Interstage ディレクトリサービスを使用した場合
共通ユーザー情報をInterstage ディレクトリサービスで管理します。
Systemwalker認証リポジトリに、Active Directoryを使用した場合
共通ユーザー情報をActive Directoryで管理します。