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SystemwalkerService Catalog Manager V14g クラウド運用管理ダッシュボード使用手引書
Systemwalker

1.1 クラウド運用管理ダッシュボードとは

クラウド運用管理ダッシュボードは、クラウド環境の運用管理に必要な情報を収集して一元的に表示する機能です。クラウド環境の運用管理者は、ダッシュボード上でリソースプールの空き状況や仮想マシン(VM)のリソース情報などを監視することができます。また、監視対象データにしきい値を設定し、しきい値を超えたら自動的にアラート通知を行うようにすることもできます。


クラウド運用管理ダッシュボードは、クラウド環境の運用管理に関するリアルタイムの状況、時系列推移や履歴などをグラフ化したチャートおよび一覧表を集めて表示する各種ビューを提供しています。ダッシュボードのビューは運用管理の対象によって以下のカテゴリに分類されています。

リソースプール管理

クラウド環境のリソースプールの使用状況(CPU/メモリ/ストレージ/ネットワーク/仮想イメージ)を、リソース種別毎に表示します。

リソース管理

クラウド環境で稼動するVMホストおよびVMゲストの数と、それぞれのホストおよびゲスト毎に使用する、CPU、メモリ、ネットワークI/O等のリソース使用状況を表示します。

環境ECOセンター管理

クラウド環境で運用しているサーバについて、温度と消費電力のリアルタイムの状況および時間推移を表示します。