接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合、sudoコマンドを利用しています。Systemwalker Runbook Automationでは、対話型のコマンドが実行できないため、sudoコマンドでのパスワード入力を省略するため、業務サーバで以下の設定が必要です。
SSH通信により、業務サーバにログインします。
管理者権限を持つユーザー(root)になります。
sudoの設定ファイルを編集します。
# visudo |
以下のように編集します。
root ALL=(ALL) ALL user1 ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL # user1のパスワード入力を省略 user2 ALL=(ALL) PASSWD:ALL # user2はパスワード入力が必要 user3 ALL=(ALL) NOPASSWD:/sbin/ # user3のパスワード入力を省略(/sbin/以下のコマンドのみ) user4 ALL=(ALL) NOPASSWD:/sbin/shutdown # user4のパスワード入力を省略(/sbin/shutdownコマンドのみ) |
上記の設定は、Systemwalker Runbook Automationの実行以外にも影響するため、設定の際は注意してください。
業務サーバがWindowsの場合、sudoコマンドが存在しないため、接続ユーザーと実行ユーザーが異なる場合はエラーとなります。そのため、業務サーバがWindowsの場合は接続ユーザーと実行ユーザーに同じユーザーを指定してください。