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SystemwalkerRunbook Automation V14g 導入ガイド
Systemwalker

3.1.2 セットアップの前準備

Systemwalker Runbook Automationの運用を設計します。

  1. “Systemwalker Runbook Automation 解説書”を参考に、Systemwalker Runbook Automationの運用に必要なプロセス管理用のデータベースを見積もり、十分なサイズのファイルシステムを用意します。

  2. 準備したファイルシステムがOSにマウントされてない場合には、ファイルシステムをOS上にマウントします。マウントの方法については、OSのマニュアルを参照してください。

  3. プロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリを決定します。2.で準備したファイルシステム上のディレクトリとなるように決定してください。

  4. ディレクトリに対してアクセス権限を付与します。

    事前にプロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリを作成する必要はありませんが(指定したディレクトリが存在しない場合、セットアップコマンドが適切なアクセス権限を付与して作成を行います)、ルートディレクトリから実際にプロセス管理用のデータベースを格納するディレクトリまでの経由するディレクトリのうち、すでに作成済みとなっているディレクトリについて、以下に示すアクセス権限を付与してください。

    【Linux】

    OSのユーザーである“swrbadbuser”が書き込み、読み込みを行うことができるように、権限を付与してください。

    【Windows】

    OSのユーザーである“swrbadbuser”が所属する“Users”グループについて、“変更権限”を付与してください。

    なお、OSのユーザーである“swrbadbuser”のみに“変更権限”を付与してはいけません。必ず“Users”グループについて“変更権限”を付与してください。OSのユーザーである“swrbadbuser”のみに“変更権限”を付与した場合、セットアップがエラーで終了します。

ポイント

  • OSのユーザーである“swrbadbuser”は、本製品のインストール時に作成されます。