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Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド
Systemwalker

5.7 クローニングマスタの更新

本製品では、クローニングマスタの管理にServerView Resource OrchestratorのイメージIDを使用しています。

ServerView Resource Orchestrator側でクローニングマスタを更新した場合、イメージIDが変更されます。そのため、変更されたイメージIDの情報を元にイメージ情報を更新する必要があります。

本製品で利用しているクローニングマスタを更新した場合は、以下の手順でイメージ情報を更新してください。

各コマンドの詳細については、『リファレンスガイド』の「テンプレート管理コマンド」を参照してください。

  1. 仮想イメージの一覧表示(cfmg_listvmimage)コマンドで、更新されたクローニングマスタのイメージIDおよびイメージ名を確認します。

  2. イメージ情報ファイル(XMLファイル)を作成します。手順1. で確認したイメージIDおよびイメージ名を使用して、以下のどちらかを実施します。

    イメージ情報ファイルの詳細は、『リファレンスガイド』の「イメージ情報の詳細説明」を参照してください。

    • 新規にイメージ情報ファイルを作成します。

    • イメージ情報の登録(cfmg_addimageinfo)コマンドで、登録時に使用したイメージ情報ファイルを修正します。

  3. イメージ情報を使用しているシステムテンプレートに対して、システムテンプレートの公開設定(cfmg_showtemplate)コマンドで「非公開」に設定します。

  4. イメージ情報の更新(cfmg_updateimageinfo)コマンドを実行します。

  5. 手順3.で「非公開」に設定したシステムテンプレートに対して、システムテンプレートの公開設定(cfmg_showtemplate)コマンドで「公開」に設定します。

ポイント

更新する前のクローニングマスタと、更新した後のクローニングマスタの両方をシステムテンプレートで利用する場合は、クローニングマスタを更新するのではなく、それぞれ別のクローニングマスタとして採取する必要があります。