L-Server作成中に以下の事象が発生した場合、以下のどれかのメッセージがイベントログに出力され、L-Serverの作成に失敗する場合があります。
発生した事象
管理サーバやマネージャーのシステムダウンやリブート
VM管理製品上でのジョブのキャンセルやタイムアウト
クラスタソフトウェアやサーバ仮想化ソフトウェア製品のHA機能によってマネージャーが動作するサーバの切替え
メッセージ
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(メッセージ,vmerrno=9,ip=IPアドレス) FJSVrcx:ERROR:67392:modifying VM guest failed. detail=(メッセージ,vmerrno=9,ip=IPアドレス) FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(PowerShell script execution error : create_vmguest:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス) FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(PowerShell script execution error : create_vmguest:task result timeout,vmerrno=105,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)
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また、マネージャーの再起動後、以下のどれかのメッセージがイベントログに出力され、マネージャーの停止前に行っていたL-Serverの作成に失敗する場合があります。
FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(clone イメージ名:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス) FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(create VMゲスト名:task result error,vmerrno=104,ip=IPアドレス) FJSVrcx:ERROR:67390:creating VM guest failed. detail=(PowerShell script execution error : create_vmguest:VM guest already exists,vmerrno=603,ip=IPアドレス,host=VMホストのIPアドレス)
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メッセージの詳細については、「メッセージ番号 67390」、「メッセージ番号 67392」を参照してください。
上記のメッセージが出力された場合、サーバ仮想化ソフトウェア製品上に、作成途中のVMゲストが残ることがあります。
マネージャーが起動されているか確認し、以下の手順で復旧してください。
上記エラーメッセージに関連するVMゲスト名をRCコンソールのイベントログで確認します。VMゲスト名はイベントログのリソース名に表示されます。
VM管理画面を表示し、手順1.で確認したVMゲストが存在しているか確認してください。
手順2.でVMゲストが存在していた場合は、そのVMゲストをVM管理画面から削除してください。VMゲストの削除方法については、サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照してください。(*1)
*1: サーバ仮想化ソフトウェア製品がVMwareの場合、VMゲストを削除するときに"ディスクから削除"を選択してください。
RCコンソールのサーバツリーまたはオーケストレーションツリーで、手順1.で確認したVMゲストが存在しないことを確認したあと、再度L-Serverを作成してください。