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ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 リファレンスガイド

1.3.8 rcxadm addrset

名前

【Windows】
インストールフォルダ\Manager\bin\rcxadm addrset - アドレスセットリソースの操作

【Linux】
/opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm addrset - アドレスセットリソースの操作


形式

rcxadm addrset create -name name -type {MAC|WWN} -file file -pool pool [-exclude address[,address]...] [-label label] [-comment comment] [-nowait]
rcxadm addrset list [-verbose]
rcxadm addrset show -name name
rcxadm addrset move -name name [-to folder_name] [-nowait]
rcxadm addrset delete -name name [-nowait]

機能説明

rcxadm addrsetは、WWNとMACアドレスの管理を行うためのコマンドです。


サブコマンド

create

アドレスセットリソースを作成し、アドレスプールに登録します。

list

アドレスセットリソースの一覧を表示します。

以下の情報が表示されます。

項目名

内容

ADDRESSSET NAME

アドレスセットリソース名(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)名

LABEL

アドレスセットリソース(WWN)のラベルおよびアドレスセットリソース(MACアドレス)のラベル

show

アドレスセットリソースの詳細情報を表示します。

以下の情報が表示されます。

項目名

内容

NAME

アドレスセットリソース名(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)名

LABEL

アドレスセットリソース(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)のラベル

SUBNET

非表示

MASK

非表示

START - END

  • START

    I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルの開始WWN、または開始MACアドレス

  • END

    I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルの終了WWN、または終了MACアドレス

COMMENT

アドレスセットリソース(WWN)およびアドレスセットリソース(MACアドレス)のコメント

EXCLUDE

I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルのWWN、またはMACアドレスのうち、RCVEやVIOMにより割り当てられており、本製品の管理下では使用しないアドレス

RESERVE

使用中のアドレスセットリソースおよび、アドレスセットリソース(MACアドレス)

move

アドレスプールを指定したリソースフォルダーへ移動します。
移動先のリソースフォルダーの指定を省略した場合は、ホームフォルダーへ移動します。

delete

アドレスプールを削除します。アドレスプールに含まれるアドレスセットリソースも削除されます。


オプション

-name name

nameには、操作対象のアドレスセットリソース名を指定します。

リソースフォルダーの中に配置されたアドレスセットリソースの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-verbose

表示する一覧情報の項目を増加させる場合に指定します。

-type

WWNまたはMACアドレスを指定します。

-file

I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるWWNまたはMACアドレスのリストファイルを指定します。

【Xen】
RHEL5-Xenを利用する場合、本製品で管理するMACアドレスが、以下の書式で記載されたファイルを指定します。

リストファイルの記入例

02 17 42 2f 00 00
02 17 42 2f ff ff
  • MACアドレスを16進数で、空白区切りで記載します。

  • 1行目にMACアドレスの始点を、最後の行に終点を記載します。

  • この例では02 17 42 2f 00 00~02 17 42 2f ff ffまでの65536個のMACアドレスが登録されます。

-exclude

I/O仮想化オプションに同梱されているCD-ROMに含まれるリストファイルのWWNまたはMACアドレスのうち、RCVEやVIOMにより割当て済みで、本製品の管理下では使用しないアドレスを指定します。

-pool

アドレスセットリソースを登録するリソースプール名を指定します。

リソースフォルダーの中に配置されたリソースプールの場合、リソースフォルダー名をスラッシュ("/")でつないで指定してください。

-nowait

サブコマンドで指定したアドレスセットリソースの操作が完了するのを待たずに、コマンドを復帰させる場合に指定します。

-label label

labelには、変更後のラベルを指定します。

-comment comment

commentには、変更後のコメントを指定します。


使用例