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ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 ユーザーズガイド

F.6.1 ネットワーク自動設定

L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作するブレードサーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。

イメージを指定した場合は、IPアドレスが設定されます。
管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを指定してください。

ラックマウントサーバに対しては、ネットワークリソースの接続だけ行います。

ただし、サーバ種別が"物理"のL-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
L-Serverへのイメージ配付後に、IPアドレスを手動で設定してください。

なお、NIC1は常に管理LANとして利用されるため、ネットワークリソースを接続できません。


ネットワーク自動設定に関する注意事項

本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバの構成は以下のとおりです。

表F.2 ネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ構成一覧

ハードウェア

LANスイッチブレードの数

ネットワークリソースの外部接続ポートの指定

物理ネットワークアダプターの番号

備考

a

PRIMERGY BX900シリーズ
LANスイッチブレード
PG-SW111
PG-SW112

2

LANスイッチブレード1と2のペアから1つずつ選択

3または4

LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。

  • 搭載するLANスイッチブレードが2台の場合

    CB1、CB2


上記のネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNIC番号が、物理サーバの物理ネットワークアダプターの番号に対応します。

物理ネットワークアダプターの番号は、LANスイッチブレードの詳細画面で確認できます。
外部接続ポートを指定しない場合(内部ネットワーク)やLANスイッチブレードがIBPモードの場合、ネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNICは、3番または4番を指定してください。

ネットワーク自動設定に関する注意事項(物理サーバ構成) aの構成例は以下のとおりです。

図F.4 ネットワーク自動設定に関する注意事項(物理サーバ構成) aのパターン