L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作するブレードサーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。
イメージを指定した場合は、IPアドレスが設定されます。
管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを指定してください。
ラックマウントサーバに対しては、ネットワークリソースの接続だけ行います。
ただし、サーバ種別が"物理"のL-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
L-Serverへのイメージ配付後に、IPアドレスを手動で設定してください。
なお、NIC1は常に管理LANとして利用されるため、ネットワークリソースを接続できません。
ネットワーク自動設定に関する注意事項
本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバの構成は以下のとおりです。
ハードウェア | LANスイッチブレードの数 | ネットワークリソースの外部接続ポートの指定 | 物理ネットワークアダプターの番号 | 備考 | |
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a | PRIMERGY BX900シリーズ | 2 | LANスイッチブレード1と2のペアから1つずつ選択 | 3または4 | LANスイッチブレードは、以下のコネクションブレードスロットに搭載してください。
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上記のネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNIC番号が、物理サーバの物理ネットワークアダプターの番号に対応します。
物理ネットワークアダプターの番号は、LANスイッチブレードの詳細画面で確認できます。
外部接続ポートを指定しない場合(内部ネットワーク)やLANスイッチブレードがIBPモードの場合、ネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNICは、3番または4番を指定してください。
ネットワーク自動設定に関する注意事項(物理サーバ構成) aの構成例は以下のとおりです。
図F.4 ネットワーク自動設定に関する注意事項(物理サーバ構成) aのパターン