ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V2.2.2 ユーザーズガイド

B.1 概要

本製品では、複数のリソースを束ねて管理するリソースフォルダーを提供します。

リソースフォルダーは、多数のリソースを管理する場合や、リソースを何らかの条件で分けて管理したい場合に利用できます。

リソースフォルダーは、オーケストレーションツリーと、サーバリソースツリーに作成できます。
オーケストレーションツリーに作るリソースフォルダーには、以下のリソースを格納できます。

サーバリソースツリーに作るリソースフォルダーには、以下のリソースを格納できます。

リソースフォルダーに格納するリソース間に条件はなく、管理上の必要に応じて自由に配置できます。また、リソースフォルダーの中にほかのリソースフォルダーを格納する階層化もできます。

リソースフォルダーを利用することで、以下のことが実現できます。

また、オーケストレーションツリーでは、ロールのアクセス範囲を制限する設定と組み合わせて利用することで、管理者ごとにアクセスできるリソースフォルダーを制限できます。これにより、以下のことが実現できます。

なお、アクセス範囲が1つのリソースフォルダー配下に制限されている場合、そのリソースフォルダーを"ホームフォルダー"と呼びます。ホームフォルダーを設定することで、リソースフォルダーの指定が必要な各種操作で、指定を省略できます。


登録可能なリソース

リソースフォルダーはリソースフォルダー種別ごとに管理を行います。リソースフォルダー種別ごとに登録可能なリソースを以下に示します。

表B.1 リソースフォルダー種別と登録可能なリソース

リソースフォルダー種別

登録可能なリソース

オーケストレーション(lserver)

L-Server

リソースプール

サーバ(server)

シャーシ

サーバ

ストレージ(storage)

仮想ストレージリソース