リソース一覧とプール一覧は、リソースフォルダーの表示とリソースの総容量、および空き容量を表示します。
オーケストレーションツリーでリソースプールを選択した状態で、[リソース一覧]タブを選択した場合、リソースプール配下のリソースの情報が一覧で表示されます。
[リソース詳細]タブを選択した場合、リソースプール内の総容量および空き容量などの詳細情報を表示します。
また、[利用可能プール]タブを選択するとユーザーが利用権を持っているリソースプールと配下のリソースが一覧で表示されます。
注意
VMホストが以下の条件を満たしていない場合、空き容量が0と表示されます。
電源の状態が"ON"であること。
状態が"normal"であること。
保守モードが設定されていないこと。
サーバ仮想化ソフトウェア製品のメンテナンスモードが設定されていないこと。
L-Server換算表示
ここでは、VMプール、サーバプール、ストレージプールで作成可能なL-Serverの換算数を表示する方法を説明します。
オーケストレーションツリーで対象のVMプールを左クリックし、[リソース一覧]タブを表示します。
"テンプレート"選択リストで、換算するL-Serverテンプレートを選択します。
<OK>ボタンをクリックします。
"L-Server作成可能台数"に、作成可能なL-Server台数が表示されます。
注意
VMホストと仮想ストレージの状態が"normal"以外のときは、リソースの空き容量が存在しても、L-Serverの配置対象から除外されます。ただし、L-Serverの換算数には、リソースの空き容量に応じた値が表示されます。
サーバ種別が"物理"の場合、仮想ストレージのL-Serverの換算数は目安であり、L-Server作成時にエラーになる可能性があります。
リソースの空き容量およびL-Server作成可能台数で表示される容量は、以下のように計算されます。
CPU、メモリ、ネットワークの空き容量
リソース総容量 - (L-Server(*1)で使用中のリソースの合計) |
ストレージの空き容量
リソース総容量 - (L-Server(*1)で使用中のリソースの合計 + イメージ(*2)の合計) |
L-Server作成可能台数
以下の値で最も小さい数が表示されます。
"テンプレート"選択リストで選択した、L-Serverテンプレートに指定されたCPUの容量 / CPUの空き容量
"テンプレート"選択リストで選択した、L-Serverテンプレートに指定されたメモリの容量 / メモリの空き容量
"テンプレート"選択リストで選択した、L-Serverテンプレートに指定されたストレージの容量 / ストレージの空き容量
*1: 起動中のL-Serverのリソースだけなく、停止中のL-Serverで使用されているリソースを含みます。
*2: イメージには、クローニングマスタとスナップショットを含みます。なお、イメージの大きさは表示されません。
【Xen】
管理対象サーバでRHEL5-Xenを利用する場合は、「G.3.7 RHEL5-Xen利用時の注意点」を参照してください。