ここでは、L-Serverのディスク構成の変更について説明します。
注意
スナップショット採取後、L-Serverを構成変更した場合、スナップショットのリストアを行うと、L-Serverが構成変更前の構成に戻る場合があります。
L-Serverの構成変更後は、新たなスナップショットを採取してください。
サーバ種別が"物理"の場合、ディスクの増設と削減はできません。
増設
以下の手順で、L-Serverのディスクを増設します。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[ディスク増設]を選択します。
[ディスクの増設]ダイアログが表示されます。
以下の項目を入力し、<OK>ボタンをクリックします。
増設するサイズは、ギガバイトを単位として、小数第一位までの数値を入力します。"10"が初期表示されます。
使用する仮想ストレージは"自動選択"が初期表示されます。リソースプールまたは仮想ストレージから選択します。
コマンドでは、rcxadm lserver attachを実行します。
rcxadm lserver attachコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。
参考
【Hyper-V】
データディスクは、L-ServerにSCSIディスクとして接続されます。IDEディスクとしては接続できません。
注意
L-Serverの電源がON、かつOSがLinuxの場合、OSは増設したディスクを認識できません。OSを再起動すると、ディスクが認識されます。
削減
ディスクを削減するためには、L-Serverの電源がOFFになっている必要があります。
電源ON状態のL-Serverからディスクを削減する場合、コマンドで-onlineオプションを指定してください。
以下の手順で、L-Serverに割り当てられたディスクを削減します。
オーケストレーションツリーで対象のL-Serverを右クリックし、表示されたメニューで[設定変更]-[ディスク本数削減]を選択します。
[ディスク本数の削減]ダイアログが表示されます。
以下の項目を入力し、"削減したディスクの内容は消去されます。よろしいですか?"チェックボックスにチェックを入れて<OK>ボタンをクリックします。
削減したいディスクリソースを選択します。選択リストには、システムディスク以外のディスクリソースが表示されます。
コマンドでは、rcxadm lserver detachを実行します。
rcxadm lserver detachコマンドについては、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「1.3.1 rcxadm lserver」を参照してください。
【Hyper-V】
1回の構成変更時に指定可能なディスク数は、4個までです。
5個以上の追加を行う場合は、別途構成変更してください。