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Symfoware Server V10.1.0 Mirroring Controllerセットアップガイド

E.2 未サポート資源の対処

DBミラーリングシステムの対象とするデータベースに利用不可能な資源が含まれている場合、データベース資源の関連付け(rdbbcmapコマンド)の操作、またはSQLの操作がエラーになります。

各操作におけるエラー情報と対処方法について以下に示します。

表E.2 データベース資源の関連付け(rdbbcmapコマンド)によるエラー情報と対処方法

未サポートの定義内容

エラー情報

対処方法

サポートされていない格納構造の定義

rdb: ERROR: qdg20320u:バックアップセンタ運用でサポートしていないDSIが存在するため資源識別子を抽出することができません DSI='データベース名.DSI名' 原因コード=1

E.2.1 サポート対象の定義に変更する場合

一意性制約がない表の定義

rdb: ERROR: qdg20320u:バックアップセンタ運用でサポートしていないDSIが存在するため資源識別子を抽出することができません DSI='データベース名.DSI名' 原因コード=2

表E.3 SQLの制約事項によるエラー情報と対処方法

SQLの制約事項

SQLSTATE

SQLMSG

メッセージログファイル

対処方法

一意性制約がない表に対するデータ更新

71400

JYP2903E:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました.

rdb: INFO: qdg20001i:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました 原因コード=1 ロググループ名='ロググループ名'

E.2.1 サポート対象の定義に変更する場合

サポートされていない格納構造に対するデータ更新

71400

JYP2903E:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました.

rdb: INFO: qdg20001i:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました 原因コード=2 ロググループ名='ロググループ名'

一意制約キーに対する集合更新

71400

JYP2903E:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました.

rdb: INFO: qdg20001i:バックアップセンタ運用でサポートされていない機能が利用されました 原因コード=3 ロググループ名='ロググループ名'

E.2.2 一意性制約の構成列をUPDATE文:探索で更新する場合

参照

正系ノードで利用できる資源については、“E.1 サポート対象資源”を参照してください。