DBミラーリングシステムで必要となるメモリ量の見積りについて説明します。
副系ノードで必要なメモリ量は、以下の式で見積ります。
メモリ使用量(バイト) = 58.6 × 1024 × 1024 + 12000 × 表のDSI数 + 256 ×(表のDSI数+順序数) + 400 × DSIごとのインデックス数 + 129 × RERUNログバッファサイズ + 450000 × 反映常駐スレッド数 + RLP管理オブジェクトのオブジェクトサイズ
当該RLPに属するロググループ配下の表のDSI数です。
当該RLPに属するロググループ配下の順序数です。
該当RLPに属するロググループ配下にある表の中で、最も多くのインデックスを持っている表のインデックス数を指定します。
RERUNログバッファサイズは以下の式で見積ります。
RERUNログバッファサイズ = AIログバッファ1枚のサイズ × 4
RLP動作環境ファイルのREF_EXEC_NUMパラメタで指定した、反映常駐スレッド数です。
参照
反映常駐スレッド数の見積り方法は、“Mirroring Controller 運用ガイド”の“反映常駐スレッドの多重度数のチューニング”を参照してください。
Symfoware ServerのrdbresidentコマンドによるDSIのメモリ常駐化を行う際に利用するメモリ量を指定します。メモリ量は、RLP管理オブジェクトのオブジェクトサイズになります。