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Symfoware Server V10.1.0 Mirroring Controllerセットアップガイド

2.1 セットアップの流れ

DBミラーリングシステムのセットアップ手順を以下に示します。

図2.1 DBミラーリングシステムのセットアップ手順

注意

  • DBミラーリング動作環境ファイルのRLP_TYPEに“REC”を指定してください。

  • DBミラーリングシステムは、ストレージシステムとしてETERNUSを使用し、ETERNUSのリモートコピー機能を使用して、相手ノードとの連携を行います。このため、セットアップを開始する前に、以下の設定を完了させてください。

    • ETERNUSの設定(Storageサーバなどリモートコピー機能が使用できるための設定)

    • ACMの設定(リモートコピー機能が使用できるための設定)

  • セットアップ作業では、セットアップスクリプトやRECテンプレート作成スクリプトを使用します。このとき、以下のファイルやディレクトリにアクセス権限があることを確認してから実施してください。

    • RLP定義ファイル

    • RDB構成パラメタファイル

    • BC構成パラメタファイル

    • RERUNログ引継ぎファイル

    • RERUNログ抽出ファイル

    • RLP動作環境ファイル

    • スクリプト出力ファイル

    • 作業ディレクトリ

ポイント

DBミラーリングシステムのセットアップはSymfoware Serverの管理者が実行してください。

  • Mirroring Controllerを構成するファイルまたはディレクトリへのアクセス権が必要です。
    下記のファイルまたはディレクトリに対するRead権、Write権を付与してください。

    • モニタ管理ファイルの作成先ディレクトリ

    • BCログ管理ファイルの作成先ディレクトリまたはローデバイス

    • 作業域の作成先ディレクトリ

    • コアファイルの出力先ディレクトリ

    • BC管理DBの作成先ディレクトリまたはローデバイス

    • RLMの作成先ローデバイス

    • RLCファイルの作成先ローデバイス

    • RERUNログ抽出ファイルの作成先ディレクトリ

    • RERUNログ抽出作業域の作成先ディレクトリ

    • RERUNログ引継ぎファイルの作成先ディレクトリまたはローデバイス

    • 資源識別子抽出ファイルの作成先ディレクトリ

    • DBミラーリング動作環境ファイル

    • BC構成パラメタファイル

    • RLP定義ファイル

    • RLP動作環境ファイル

    • Mirroring Controllerコマンドの入出力ファイル

  • Mirroring Controllerを構成するデータベース資源へのアクセス権が必要です。
    下記の資源に対するINSERT権、DELETE権を付与してください。

    • BC管理DB

参照

DBミラーリング動作環境ファイルのRLP_TYPEについては、“G.1 DBミラーリング動作環境ファイルの編集”を参照してください。