本ソフトウェアでは、以前のバージョンレベルで発生した障害が修正されています。
今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。
No. | バージョンレベル | P番号 | 現象 |
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1 | V10.1.0 | PG70442 | [現象] 以下の条件の場合に、以下に示す機能が無応答になる場合があります。 - Symfoware/RDBのコマンド(*1)。または、 (*1)現象が発生する可能性のあるSymfoware/RDB のコマンド rdbalidx, rdbdmp, rdbddlex, rdbddlfix, rdbalmdsi, rdbfmt,rdbgcdic, rdbgcdsi, rdbrcv, rdbsaloader, rdbsloader, rdbsuloader,rdbunladt, rdbups, rdbupt (*2)現象が発生する可能性のあるSymfoware Active DB Guardのコマンド rdbbcoffline, rdbbcswh (*3)現象が発生する可能性のあるSymfoware Server Mirroring Controller のコマンド dxsvstop, rdbbcswh [環境] 以下の環境で発生します。 - Solaris(TM) Operating System、またはLinux64IPFの場合 [発生条件] 1)正系ノードである。かつ、 ※)CPU数が少ない場合や、データベースへの大量更新によるCPUの使用率が高い場合に発生する傾向があります。 |
2 | PG70932 | [現象] 以下の条件の場合に、以下に示す機能が無応答になる場合があります。 - Symfoware/RDBのコマンド(*1)。または、 (*1)現象が発生する可能性のあるSymfoware/RDB のコマンド rdbalidx, rdbdmp, rdbddlex, rdbddlfix, rdbalmdsi, rdbfmt,rdbgcdic, rdbgcdsi, rdbrcv, rdbsaloader, rdbsloader, rdbsuloader,rdbunladt, rdbups, rdbupt (*2)現象が発生する可能性のあるSymfoware Active DB Guardのコマンド rdbbcoffline, rdbbcswh (*3)現象が発生する可能性のあるSymfoware Server Mirroring Controller のコマンド dxsvstop, rdbbcswh [環境] 以下の環境で発生します。 - Solaris(TM) Operating System、またはLinux64IPFの場合 [発生条件] 1)正系ノードである。かつ、 ※)CPU数が少ない場合や、データベースへの大量更新によるCPUの使用率が高い場合に発生する傾向があります。 | |
3 | PG72009 | [現象] 以下の条件の場合、空きRLC数の減少を示すqdg20157wのメッセージが出力され、その後、正系ノードでRLPが閉塞する場合があります。 ※)qdg20157w:空きRLCがRLC_NOEMP_WARNで定義した値以下になりました RLC個数='空きRLC数' RLP名='RLP名' [環境] 以下の環境で発生します。 1) 以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 [発生条件] ・発生条件1 ・発生条件2 1)正系ノードである。かつ、 ※)内部処理のディスパッチタイミングに依存するため、上記の発生条件に一致した場合でも発生しない場合があります。 | |
4 | PG74545 | [現象] [環境] - Solaris(TM) Operating System、またはLinux64IPFの場合 1)以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 2)Symfoware Server Mirroring Controller 9.1.0以降を使用している。 [発生条件] 1)正系ノードである。かつ、 (*)現象が発生する可能性があるSymfoware/RDBのコマンド ・rdbalidx ・rdbdmp ・rdbddlex ・rdbddlfix ・rdbalmdsi ・rdbgcdic ・rdbgcdsi ・rdbrcv ・rdbmrdmp ・rdbmrrcv ・rdbsetrp ・rdbunladt ・rdbups ・rdbupt ・rdbrtr ・rdbrls ※処理内部のタイミングに依存するため、発生条件に該当しても現象が発生しない場合があります。 | |
5 | PG74556 | [現象] 以下の発生条件の場合に、副系ノードのデータベースにデータが反映されない場合があります。その結果、下記の現象が発生する場合があります。 DBミラーリングシステムの縮退後に、新正系ノードのデータベースをSQLアプリケーションにより参照または更新すると、利用者が意図しない処理結果(*1)が得られる場合があります。 *1:以下の場合があります。 - データなし(SQLSTATE:02000) - 基数違反(SQLSTATE:21000) - 一意性制約違反(SQLSTATE:23000) [環境] 動作環境が以下の場合に発生します。 - Solaris(TM) Operating System、またはLinux64IPFの場合 1) 以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 - LinuxEM64Tの場合 1) 以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 [発生条件] 1) 両ノードのDBミラーリングサービスを起動する。かつ、 ※処理内部のタイミングに依存するため、発生条件に該当しても現象が発生しない場合があります。 | |
6 | PG74840 | [現象] 以下の発生条件の場合に、コマンドが無応答になる場合があります。 [環境] 動作システムが以下の場合に発生します。 - Solaris(TM) Operating System、Linux64IPF、またはLinux64EM64Tの場合 1)以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 [発生条件] 1)正系ノード(業務で利用されるデータベースサーバ)で、以下のいずれかのコマンドを実行する。または、 ・rdbstart(*1) ・rdbrcvdic(*1) ・rdbstop(*1) ・dxsvstart(*2) ・dxsvstop(*2) ・rdbbcswh(*2) (*1)Symfoware Serverのコマンド (*2)Symfoware Server Mirroring Controllerのコマンド 2)ノード切り替え後の副系ノード(ミラー化しているデータベースサーバ)でdxrebuildコマンドを実行する。 ※処理内部のタイミングに依存するため、発生条件に該当しても現象が発生しない場合があります。 | |
7 | PG74876 | [現象] 以下の発生条件の場合、DBミラーリングサービスのコマンドが無応答になります。 ・ノードの強制切替え(dxswitch) ・DBミラーリングサービスの通常停止(dxsvstop) ・副系ノードのDBミラーリングサービスの保守停止(dxsvstop -m) ・副系ノードのDBミラーリングサービスのリカバリ停止(dxsvstop -r) [環境] 動作システムが以下の場合に発生します。 ・Solaris(TM) Operating System ・Linux64IPF 1)Symfoware Server Enterprise Extended Edition 9.1.0以降または、 [発生条件] 1)正系ノード、副系ノードのDBミラーリングサービスを起動。かつ、 ただし、内部処理のタイミングにより、条件が一致しても発生しない場合があります。 | |
8 | PG75140 | [現象] 以下の発生条件の場合に、dxrebuildコマンドがコアを出力して異常終了する場合があります。 dxrebuildコマンドが出力するメッセージは以下のとおりです。 SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 32004: dxrebuildコマンドの処理途中で異常が発生しました(システム名=XXX) また、システムログに出力するエラーメッセージは以下のとおりです。 qdg02842u:シグナル6を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました (システム名=XXX) [環境] 動作システムが以下の場合に発生します。 - Solaris(TM) Operating System、Linux64IPF、またはLinux64EM64Tの場合 1)以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 [発生条件] 1)正系ノードのDBミラーリングサービスを起動する。かつ、 ※処理内部のタイミングに依存するため、発生条件に該当しても現象が発生しない場合があります。 | |
9 | PG75274 | [現象] 以下の発生条件の場合に、dxrebuildコマンドがコアを出力して異常終了する場合があります。 dxrebuildコマンドが出力するメッセージは以下のとおりです。 SYMFOWARE_SYMDX: ERROR: 32004: dxrebuildコマンドの処理途中で異常が発生しました(システム名=XXX) また、システムログに出力するエラーメッセージは以下のとおりです。 qdg02842u:シグナル6を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました (システム名=XXX) [環境] 動作システムが以下の場合に発生します。 - Solaris(TM) Operating System、Linux64IPF、またはLinux64EM64Tの場合 1)以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 [発生条件] 1)Symfoware/RDBのコマンド(*1)を実行する。かつ、 (*1)現象が発生する可能性があるSymfoware/RDBのコマンド ・rdbalidx ・rdbdmp ・rdbddlex ・rdbddlfix ・rdbalmdsi ・rdbgcdic ・rdbgcdsi ・rdbrcv ・rdbmrdmp ・rdbmrrcv ・rdbsetrp ・rdbunladt ・rdbups ・rdbrtr ・rdbrls ※処理内部のタイミングに依存するため、発生条件に該当しても現象が発生しない場合があります。 | |
10 | PG75385 | [現象] 以下の発生条件を満たす場合、Symfoware Server Mirroring Controllerのdxrebuildコマンドを実行すると、システムログに以下のメッセージを出力し、コマンドがエラー終了します。 " 32012: Abnormality occurred by an internal command.Search information='エラー詳細情報'" [環境] 以下の環境で発生します。 - Solaris(TM) Operating System、またはLinux64IPFの場合 1) 以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 - LinuxEM64Tの場合 1) 以下のいずれかの製品を使用している。かつ、 [発生条件] 1) RDBディクショナリまたは、RDBディレクトリファイルに何らかの異常が発生している。かつ、 |