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Symfoware Server V10.1.0 Mirroring Controllerアップデート情報

第1章 新機能および改善項目

本章では、本バージョンで追加したMirroring Controllerの新機能および改善項目について説明します。

本バージョンから、Symfoware Serverの標準機能として、TCP/IPによるデータ転送を利用したデータベース二重化機能が提供されます。このデータベース二重化機能のオプションとして、Mirroring Controllerを追加することができます。

本章で説明するMirroring Controllerの新機能および改善項目は、データベース二重化機能のオプション、または従来のストレージのリモートコピーを利用したMirroring Controllerに提供されます。
新機能および改善項目との組み合わせを下表に示します。

表1.1 新機能および改善項目

バージョン
レベル

機能・改善項目名

データベース二重化機能のオプション

ストレージのリモートコピー機能を利用したMirroring Controller

V10.1.0

ノード間通信異常時の自動ノード切替え

ストレージ全損時の自動ノード切替え

ひな型ファイルの改善

RDBディレクトリファイルの閉塞監視

データベース資源ごとの異常監視状態の表示

DBミラーリングサービス停止時のコネクション強制切断

-(注)

Linkexpress Replication optionとの連携

-(注)

ポート番号の指定範囲の変更

-(注)

○:提供あり
-:提供なし

注) Symfoware Serverのデータベース二重化機能に標準で提供

参照

データベース二重化機能、およびMirroring Controllerを利用したデータベース二重化機能の詳細は、“解説書”および“データベース二重化導入運用ガイド”を参照してください。