FUJITSU Linkexpress Replication option 説明書
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第1章 レプリケーションの概要> 1.7 リリース情報

1.7.1 サポート範囲

Linkexpress Replication optionのバージョンレベルと提供されている機能を以下に示します。ご購入の製品のバージョンレベルをご確認のうえ、提供されていない機能の該当箇所は無視してください。
また、各機能を使用するにあたり、組み合わせるデータベース、Linkexpressのバージョンレベルについては、“1.7.2 関連製品との組合せ”を参照してください。

機能名

機能概要と主な記述箇所

各機能をサポートしているLinkexpress Replication optionのVL

Windows

Solaris

Linux

基本機


V1.1L10 以降
(注2)

1.0 以降

V3.0L20 以降

グループ単位のレプリケーショ

レプリケーション対象の複数の表をグループ化し、一括して複写先データベースに複写します。

[主な記述箇所]

V1.1L20 以降

1.1 以降

V3.0L20 以降

グループ単位レプリケーションのメンバ数拡

レプリケーショングループに指定できるメンバ抽出定義数が、最大128(注3)まで指定できます。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

データベースの文字コード系UNICODEサポート

文字コード系がUNICODEのSymfoware Serverからのレプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V2.1L10以降

2.0以降

V3.0L20以降

データベースの文字コード系EUC-S90サポート

文字コード系がEUC-S90のSymfoware Serverからのレプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V4.0L21以降

1.0以降

V3.0L20以降

Oracle抽出レプリケーショ

Oracle8および8iからSymfoware Serverにレプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

×

2.0以降

×

Oracle9iのサポー

複写元データベースOracle9iに対し、Oracle抽出レプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

×

3.2以降

×

  • 複写先データベースOracle9iに対し、Symfoware抽出レプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

Oracle10gのサポー

複写元データベースOracle10gに対し、Oracle抽出レプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

×

4.0以降

×

  • 複写先データベースOracle10gに対し、Symfoware抽出レプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降
(注2)

4.0以降

V4.0L10以降

差分ログ量の削

従来の差分データの形式である標準形式に加え、可変長ログ形式をサポートしました。これにより可変長型の列に対し、有効なデータ長で差分データを取得することが可能になりました。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

差分ログファイルの拡

差分ログファイルの最大サイズ(2Gバイト)を拡張しました。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2 以降

V3.0L20 以降

定義ファイル作成機

複写元データベースから抽出定義およびDBサービス定義の定義ファイルを自動作成することができます。また、Linkexpressクライアントを使用したレプリケーション業務の定義ファイルを自動作成することができます。

  • lxrepmkdefコマンド

  • lxrpomkdefコマンド

[主な記述箇所]

V4.0L20 以降
(注1)

3.2 以降

V3.0L20 以降
(注1)

性能情報取得機能

Symfoware抽出レプリケーションにおけるLinkexpress Replication option の性能情報を取得することができます。

  • lxreppdaコマンド

[主な記述箇所]

V4.0L20 以降

4.0 以降

V4.0L10 以降

調査情報収集機能

Linkexpress Replication option の調査情報を収集することができます。

  • lxrepgetdataコマンド

[主な記述箇所]

V4.0L20 以降

4.0 以降

V4.0L10 以降

ロケールUNICODE

システムのロケールがUNICODEである場合のSymfoware抽出レプリケーションが可能になりました。

[主な記述箇所]

×

4.0.1以降

V4.0L10以降

レプリケーション抽出トレース機能

Symfoware抽出レプリケーションにおいて、データベース抽出コマンドにおける抽出した差分ログの件数を取得することができます。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

抽出定義削除機能の拡張

Symfoware抽出レプリケーションにおいて、Symfoware/RDBが停止されている状態でも、抽出定義を削除することができます。

  • lxrepdroコマンドのZオプション

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

Symfoware抽出レプリケーションにおいて、抽出定義の削除に連動して、抽出データ格納ファイルも削除することができます。

  • lxrepdroコマンドのcオプション

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

差分ログの破棄機能の拡張

Symfoware抽出レプリケーションにおいて、トランザクションログファイルおよび差分ログファイルから不要となった差分ログを破棄し、これに連動して該当する抽出データ格納ファイルも破棄することができます。

  • lxreplogコマンドのSオプション

  • lxreplogコマンドのcオプション

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

レプリケーション内部トレース機能

Symfoware抽出レプリケーションにおけるレプリケーション内部トレースが取得できます。

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

3.2以降

V3.0L20以降

レプリケーション性能チューニング機能

Symfoware抽出レプリケーションにおけるレプリケーションの性能チューニングが可能です。

  • REP_TRFW_BUFF_NUM

  • REP_DLF_WRITE_MODE

  • REP_DLF_SYNC_PNUM

  • REP_RELLOG_RATE

[主な記述箇所]

V4.0L20以降

4.0以降

V4.0L10以降

トランザクションログファイル異常による差分ログ取得の停止

Symfoware抽出レプリケーションにおいて、差分ログの取得を自動で停止することができます。

  • REP_TRF_COFF

  • REP_TRF_INH_CLOG

[主な記述箇所]

V5.0L11以降

4.0.2以降

V5.0L10以降

SQL Server 2005のサポート

複写先データベースSQL Server 2005に対し、Symfoware抽出レプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V5.0L10以降

JIS2004サポート

JIS2004のデータをレプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V5.0L12以降

×

×

Windows 2008サポート

Windows 2008でのレプリケーションが可能です。

[主な記述箇所]

V5.0L12以降

リモートデスクトップのサポート

リモートデスクトップからの操作が可能です。

V5.0L12以降

ロケールUNICODEでのデータベースの文字コード系SJIS

システムのロケールがUNICODE、かつデータベースの文字コード系がSJISの場合の、Symfoware抽出レプリケーションが可能になりました。

[主な記述箇所]

×

V5.0L10以降
(注5)

データベース資源名半角英数字36文字

半角英数字36文字のデータベース資源名に対するSymfoware抽出レプリケーションが可能になりました。

[主な記述箇所]

V5.0L12以降
(注5)

4.0.2以降

V5.0L10以降
(注5)

PRIMARY KEYで構成された表へのレプリケーション

PRIMARY KEYで構成された表へのSymfoware抽出レプリケーションが可能になりました。

[主な記述箇所]

V5.0L12以降
(注5)

4.0.2以降

V5.0L10以降
(注5)

Symfoware Serverデータベース二重化機能との連携

Symfoware Serverデータベース二重化機能およびMirroring Controllerと連携が可能になりました。

[主な記述箇所]

  • Linkexpress Replication option DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

×

4.0.2以降

×

Symfoware Server V10サポート
(注4)

Symfoware Server V10に対するレプリケーションをサポートしました。

[主な記述箇所]

V5.0L12以降

4.0.2以降

V5.0L10以降

作成済み/削除済み抽出定義のスキップ

lxrepcreコマンド、lxrepdroコマンドに“-F”オプションを用意しました。

[主な記述箇所]

V5.0L12以降
(注5)

4.0.2以降

V5.0L10以降
(注5)

non-global zoneサポート

Solaris 10のnon-global zoneをサポートしました。

4.0.2以降

×:サポートしていない機能です。
注1)lxrpomkdefコマンドは提供していません。
注2)複写先システムのOSが“Windows Server 2003 for Itanium-based Systems”の場合、SQL Server(SQL Server 2005を除く)またはOracleへのレプリケーションはサポートしていません。
注3)以下の製品は、指定できるメンバ抽出定義数は最大512です。

OS

組合せ製品名

Solaris

Linkexpress Replication option 4.0.2以降

Intel64 Linux

Linkexpress Replication option V5.0L10以降

x64 Windows

Linkexpress Replication option V5.0L12以降

注4) 未サポートのSymfoware Server V10の新機能は以下です。

未サポートSymfoware Server V10新機能

備考

業務アプリケーションで更新中のデータベースからデータを出力
(RDB構成パラメタファイルのRDBUNLLOCKMODEパラメタにNO_LOCKを指定)

rdbunlコマンドの動作が、トランザクションの独立性水準におけるREAD UNCOMMITTED指定と同様になり、未コミットのデータやロールバック中のデータが出力対象となります。RDBUNLLOCKMODEパラメタの指定に関係なく、全複写機能を使用する場合は、必ず全てのデータベース更新系利用者プログラムを停止してください。

V10.0以降のロードシェア機能
(RDB構成パラメタファイルのRDBSCLSYSTEパラメタ指定)

9.2.0以前のロードシェア機能の範囲でご使用ください。

XAインタフェースの3階層モデル


注5)本機能は、Intel64 Linux版またはx64 Windows版でサポートしています。


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