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Symfoware Server V10.1.0 セキュリティ運用ガイド

7.1.4 利用者制御の抑止

標準セキュリティ運用の開始後に利用者制御を抑止する場合には、定義した利用者をすべて削除した後に行う必要があります。

定義した利用者が削除されていない場合は、利用者制御の抑止処理の延長でシステムにより削除されます。また、権限情報、スコープ情報が削除されていない場合は、登録された情報がそのまま引き継がれます。

以下に、標準セキュリティ運用で利用者制御を抑止する場合の手順を示します。

  1. 付与した権限をすべて削除します。権限の削除は、REVOKE文で行います。詳細は、“11.9 REVOKE文”を参照してください。

  2. スコープを適用している場合は、スコープをすべて解除します。スコープの解除は、RELEASE SCOPE文で行います。

    参照

    詳細は、“SQLリファレンス”を参照してください。

  3. 管理者以外のすべての利用者を削除します。利用者の削除は、DROP USER文で行います。詳細は、“11.7 DROP USER文(利用者削除文)”を参照してください。

  4. 利用者制御を抑止します。詳細は、“11.12 SET SYSTEM PARAMETER文”を参照してください。

  5. 権限を付与します。権限の付与は、GRANT文で行います。詳細は、“11.8 GRANT文”を参照してください。

  6. スコープを適用している場合は、スコープを適用します。スコープの適用は、APPLY SCOPE文で行います。

    参照

    詳細は、“SQLリファレンス”を参照してください。