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SystemwalkerService Catalog Manager V14g アプリケーションサービス機能運用ガイド 利用者編
Systemwalker

1.1 ユーザーとその役割

以下に、Systemwalker Service Catalog Managerのユーザーとその役割を示します。

システム運用管理者

Systemwalker Service Catalog Managerを利用したシステムの構築、および構築したシステムの運用管理の担当者です。

テクノロジープロバイダー

Systemwalker Service Catalog Managerを利用してサービス化したいアプリケーションを準備し、テクニカルサービスとして登録。サプライヤーに提供する管理者です。

サプライヤー

Systemwalker Service Catalog Managerに登録されたテクニカルサービスに価格付けをおこない、カスタマーにサービスを提供する管理者です。

カスタマー

Systemwalker Service Catalog Managerを利用して、サービスの利用申請をおこない、一般利用者からサービスが使えるようにします。

一般利用者

Systemwalker Service Catalog Managerを利用して、カスタマーが利用申請したサービスを実際に使う利用者です。


テクノロジープロバイダー、サプライヤー、カスタマーおよび一般利用者は、必ず特定の組織に所属します。組織は、役割やサービス利用の単位に応じて作成します。1つの企業を1つの組織とすることもできますし、企業内の部署や一個人に組織を割り当てる場合もあります。同一の組織に所属するユーザーの役割は共通になります。ただし、カスタマーと一般利用者は同じ組織に所属し、ユーザーの管理やサービスの利用申請などの権限をもつユーザーがカスタマー、特に権限を持たないユーザーが一般利用者となります。

本書では、カスタマーおよび一般利用者向けの運用操作について説明します。