ITSMの主な機能を説明します。
図1.1 ITSMの機能構成
インシデント管理
インシデント管理は、サービスの中断による影響を低減または排除するため、日々発生するインシデントの全てを記録し、過去事例やナレッジ等からいち早くインシデントを解決する事ができます。
問題管理
問題管理は、システム上にある問題の根本原因を発見／調査し、問題に対する解決策を蓄積していきます。ナレッジに残して情報共有をし、システム変更によりインシデント数を削減する事ができます。
変更管理
システムに対する変更作業がサービスへの影響を最小限に食い止めるため、変更作業の申請から分類、回送、実作業計画、完了迄を記録として管理することができます。
構成管理
システムで管理しているCI（構成アイテム）情報を登録することができ、インシデントに関連するCI情報を用意に参照することが可能です。
