Oracleデータベースのインストール手順について、Oracle Database 10gのインストール手順を例に説明します。
Oracleデータベースのインストーラを起動します。
Oracleデータベースのインストール用CD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
[インストール]画面が表示されますので、[インストールを開始]ボタンを選択します。
なお、Oracleデータベースについては、お客様で用意していただく必要があります。
[インストールを開始]ボタンをクリック後、コマンドプロンプトが起動します。
[インストール方法]画面が表示されます。以下の項目に値を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
標準インストール | チェックを入れる |
Oracleホームの場所 | デフォルト(任意) |
インストールタイプ | Enterprise Edition(推奨) Standard Edition(選択可) Personal Edition(選択不可) |
初期データベースの作成 | チェックを入れる(任意) |
グローバル・データベース名 | oracle(任意) |
データベースパスワード | (任意) |
[インストールの準備中]画面が表示されます。
[製品固有の前提条件のチェック]画面が表示されます。[次へ]ボタンをクリックしてください。
処理中を示す進捗バーが表示されます。
[サマリー]画面が表示されます。サマリーの内容に問題がなければ、[インストール]ボタンをクリックし、インストールを開始します。
インストールが開始します。
以下の画面が続けて表示されます。
[データベース・コンフィギュレーション・アシスタント]画面でデータベースの作成完了が表示されます。[OK]ボタンをクリックしてください。
[インストールの完了]画面が表示されます。[終了]ボタンをクリックしてください。
終了ダイアログが表示されますので、[はい]をクリックしてください。
以上で、Oracleデータベースのインストールは終了です。
次にOracleデータベースが稼動状況を確認します。自動的にブラウザが起動し、Oracle Enterprise Managerが表示されます。
注意
サーバ名がDNSにより名前解決できない場合は、Network Errorが表示されます。その場合は、ホスト名をIPアドレスに変換することでOracle Enterprise Managerを表示することができます。
Oracle Enterprise Managerにログインします。
ユーザー名:sys
パスワード:手順3で指定したデータベースパスワード
接続モード:SYSDBA
[ライセンス情報]画面が表示されますので、内容を確認の上、[同意します]ボタンをクリックしてください。
データベース・インスタンスの情報が表示されます。
データベース・インスタンスが稼働中であることを確認します。
[ホーム]タブをクリック、[一般]の[ステータス]項目が[稼働中]となっていることを確認してください。
以上で、Oracleデータベースが稼動状況を確認の終了です。
Oracle Enterprise Managerよりログアウトしてください。