Microsoft SQL Serverデータベースのインストール手順について、Microsoft SQL Server 2008 R2のインストール手順を例に説明します。
注意
Microsoft CorporationはMicrosoft(R) SQL Server(R)をドメインコントローラにインストールしないよう推奨しています。詳細はMicrosoft Corporationが公開している制限事項を確認ください。
Microsoft SQL Serverサーバのインストーラを起動します。
Microsoft SQL Serverのインストール用CD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
[SQL Server インストールセンター]画面が表示されますので、[新規インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します。] を選択します。
なお、Microsoft SQL Serverについては、お客様で用意していただく必要があります。
セットアップを開始します。
[セットアップ]画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
プロダクトキーを入力します。
[プロダクトキーを入力する]にチェックを入れ、プロダクトキーを入力します。入力が完了しましたら、[次へ]ボタンをクリックしてください。
ライセンス条項をご確認のうえ、[ライセンス条項に同意する。]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。
セットアップサポートファイルのインストールをします。
[インストール]ボタンをクリックしてください。
操作の完了を確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
セットアップロールの選択をします。
[SQL Server 機能のインストール]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。
機能の選択をします。
[データベースエンジンサービス]および[管理ツール]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。
操作の完了を確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
インスタンスの構成を指定します。
[規定のインスタンス]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。
必要なディスク領域の概要が表示されますので、概要を確認し問題がなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。
サーバの構成を指定します。
[サービスアカウント]タブをクリックします。
各サービスについて、設定項目を以下のように設定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
サービス | アカウント名 | パスワード | スタートアップの種類 |
SQL Server Agent | NT AUTHORITY\SYSTEM | 手動 | |
SQL Server Database Engine | NT AUTHORITY\SYSTEM | 自動 | |
SQL Server Browser | NT AUTHORITY\LOCAL SERVICE | 無効 |
データベースエンジンの構成を指定します。
認証モードで[Windows認証モード]を選択してください。(推奨)
なお、[混合モード(SQL Server認証とWindows認証)]を選択した場合は、SQL Serverのシステム管理者(sa)のパスワードは、 [管理サーバのインストール]で使用しますので覚えておいて下さい。
SQL Server管理者の指定でAdministrator権限を持ったユーザーを追加して下さい。Administratorでログインしている場合は、[現在のユーザーの追加]ボタンで追加することが出来ます。
上記を設定後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
エラーレポートの送信についての画面が表示されます。内容を確認後、[次へ]をクリックしてください。
操作の完了を確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
インストールSQL Server の構成が表示されます。表示内容を確認後、[インストール]ボタンをクリックしてください。
インストールが開始します。
[インストール完了]画面が表示されます。
以上で、インストールは終了です。
[SQL Server 構成マネージャー]を起動します。
[スタートメニュー]⇒[すべてのプログラム]⇒[Microsoft SQL Server 2008 R2]⇒[構成ツール]⇒[構成マネージャー]を選択します。
[SQL Server]が起動されていることを確認します。
サービス一覧で[SQL Server]の状態が[実行中]であればSQL Serverが起動しています。
SQL Serverのネットワーク構成を確認します。
左側のツリーで[SQL Server ネットワークの構成]を展開し、データベースのインスタンス名を選択します。[TCP/IP]の状況は有効であればインストールが完了です。
無効となっていれば[TCP/IP]をダブルクリックし、プロパティ画面で[有効]の右にあるメニューで[はい]を選択します。
前の手順でネットワーク構成の[TCP/IP]を変更した場合、SQL Serverを再起動します。
左側のツリーで[SQL Server のサービスを選択します。サービス一覧で[SQL Server]を選択し、右クリックして[再起動]を選択します。再起動後の状況が[実行中]となっていることを確認します。インストール完了です。