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SystemwalkerIT Service Management Service Desk V13.4 導入ガイド

2.1.1 DBサーバとしてMicrosoft SQL Serverを使用する場合

Microsoft SQL Serverデータベースのインストール手順について、Microsoft SQL Server 2008 R2のインストール手順を例に説明します。


注意

Microsoft CorporationはMicrosoft(R) SQL Server(R)をドメインコントローラにインストールしないよう推奨しています。詳細はMicrosoft Corporationが公開している制限事項を確認ください。


  1. Microsoft SQL Serverサーバのインストーラを起動します。
    Microsoft SQL Serverのインストール用CD-ROMをCD-ROMドライブにセットします。
    [SQL Server インストールセンター]画面が表示されますので、[新規インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します。] を選択します。
    なお、Microsoft SQL Serverについては、お客様で用意していただく必要があります。


  2. セットアップを開始します。
    [セットアップ]画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。


  3. プロダクトキーを入力します。
    [プロダクトキーを入力する]にチェックを入れ、プロダクトキーを入力します。入力が完了しましたら、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  4. ライセンス条項をご確認のうえ、[ライセンス条項に同意する。]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  5. セットアップサポートファイルのインストールをします。
    [インストール]ボタンをクリックしてください。


  6. 操作の完了を確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  7. セットアップロールの選択をします。
    [SQL Server 機能のインストール]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  8. 機能の選択をします。
    [データベースエンジンサービス]および[管理ツール]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  9. 操作の完了を確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  10. インスタンスの構成を指定します。
    [規定のインスタンス]にチェックを入れ、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  11. 必要なディスク領域の概要が表示されますので、概要を確認し問題がなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  12. サーバの構成を指定します。
    [サービスアカウント]タブをクリックします。
    各サービスについて、設定項目を以下のように設定し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    サービス

    アカウント名

    パスワード

    スタートアップの種類

    SQL Server Agent

    NT AUTHORITY\SYSTEM

    手動

    SQL Server Database Engine

    NT AUTHORITY\SYSTEM

    自動

    SQL Server Browser

    NT AUTHORITY\LOCAL SERVICE

    無効


  13. データベースエンジンの構成を指定します。
    認証モードで[Windows認証モード]を選択してください。(推奨)
    なお、[混合モード(SQL Server認証とWindows認証)]を選択した場合は、SQL Serverのシステム管理者(sa)のパスワードは、 [管理サーバのインストール]で使用しますので覚えておいて下さい。

    SQL Server管理者の指定でAdministrator権限を持ったユーザーを追加して下さい。Administratorでログインしている場合は、[現在のユーザーの追加]ボタンで追加することが出来ます。
    上記を設定後、[次へ]ボタンをクリックしてください。



  14. エラーレポートの送信についての画面が表示されます。内容を確認後、[次へ]をクリックしてください。


  15. 操作の完了を確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。


  16. インストールSQL Server の構成が表示されます。表示内容を確認後、[インストール]ボタンをクリックしてください。


  17. インストールが開始します。


  18. [インストール完了]画面が表示されます。
    以上で、インストールは終了です。


  19. [SQL Server 構成マネージャー]を起動します。
    [スタートメニュー]⇒[すべてのプログラム]⇒[Microsoft SQL Server 2008 R2]⇒[構成ツール]⇒[構成マネージャー]を選択します。

  20. [SQL Server]が起動されていることを確認します。
    サービス一覧で[SQL Server]の状態が[実行中]であればSQL Serverが起動しています。


  21. SQL Serverのネットワーク構成を確認します。
    左側のツリーで[SQL Server ネットワークの構成]を展開し、データベースのインスタンス名を選択します。[TCP/IP]の状況は有効であればインストールが完了です。
    無効となっていれば[TCP/IP]をダブルクリックし、プロパティ画面で[有効]の右にあるメニューで[はい]を選択します。

  22. 前の手順でネットワーク構成の[TCP/IP]を変更した場合、SQL Serverを再起動します。
    左側のツリーで[SQL Server のサービスを選択します。サービス一覧で[SQL Server]を選択し、右クリックして[再起動]を選択します。再起動後の状況が[実行中]となっていることを確認します。インストール完了です。